インディカー第4戦ロングビーチで優勝したアンドレッティ・オートスポーツのアレキサンダー・ロッシcopyright Honda

Indycar 第4戦ロングビーチ決勝:ロッシが2年連続のポールトゥウィン、佐藤琢磨は8位

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2019年NTTインディカー・シリーズ第4戦、伝統のロングビーチ・グランプリ決勝レースが4月14日(日)にカリフォルニア州の市街地コースで行われ、アンドレッティ・オートスポーツのアレキサンダー・ロッシが2年連続のポールトゥウィンを達成。後続に20秒もの差をつけてキャリア通算6勝目を挙げた。

2位はジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)、3位にはグラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング=RLLR)が続いたが、ファイナルラップで勃発したスコット・ディクソンとの攻防の件でブロッキングのペナルティを取られ4位に後退。ディクソンが繰り上がりで3位表彰台を獲得した。

予選8番グリッドからスタートしたRLLRの佐藤琢磨は、セットアップが決まり切らず「本当に厳しいレースだった」と振り返ったものの、スタートポジションを守りきり、8位でチェッカー。チャンピオンシップでのポジションを一つ落とし4位とした。

舞台となったのは1周1.968マイル(3.17km)、11コーナーを持つカリフォルニア州ロングビーチの市街地コース。レースは85周、走行距離167マイル(269km)で争われ、現地には約20万人のファンが観戦に訪れた。

レースは気温19℃、路面40℃のドライコンディションでスタート。オープニングラップでは複数台が絡む多重クラッシュが発生し、いきなりフルコースイエローが発生した。

ジャック・ハーヴェイ、マーカス・エリクソン、スペンサー・ピゴットの3台がコース上で停車。エリクソンにドライブスルーペナルティが課せられた。低速コーナーでの事故であったため、各車ダメージは比較的軽症。佐藤琢磨は8番手をキープし、レースは5周目にリスタートを迎えた。

最初のウインドウが開いたのは26周目。ラップリーダーのロッシは27周目にピットインし、レッドからブラックタイヤへと履き替えた。2番手を走行していたディクソンも同時にピットインした。その直後、サンティノ・フェルッチが原因のローカルイエローが発生し、佐藤琢磨が30周目にピットイン。アンダーステアに苦しんでいたためフロントウィングを調整し、レッドに履き替え同じ8番手でコースに復帰した。

オーバーカットによってディクソンを抜き去り、2番手を走行していたウィル・パワーは、34周目にターン1で止まりきれずオーバーラン。この結果琢磨が7番手に浮上した。52周目にはCOTAで最年少ウィナーに輝いたコルトン・ハータが単独クラッシュ。左フロントサスペンションとウイングを壊して緊急ピットインしたものの、修復構わずヘルメットを脱いだ。

ラストピットのドアが開いたのは55周目。佐藤琢磨は57周目にピットインし、ブラックに履き替え9番手でコースに復帰したが、その翌周にピットに入ったパワーにオーバーカットを許し、全車最終ピットストップを終えたところで8番手に後退。その後は後続のジェームズ・ヒンククリフからポジションを守りきり、8位でチェッカーフラッグを受けた。

インディカー・ロングビーチ決勝順位結果

Pos. Start Driver Gap
1 1 アレキサンダー・ロッシ
Andretti
–.—-
2 4 ジョセフ・ニューガーデン
Team Penske
20.2359
3 2 スコット・ディクソン
Chip Ganassi
25.5745
4 6 グラハム・レイホール
Rahal
26.4589
5 7 ライアン・ハンター=レイ
Andretti
29.3447
6 5 シモン・パジェノー
Team Penske
31.5193
7 3 ウィル・パワー
Team Penske
33.0529
8 8 佐藤琢磨
Rahal
34.2879
9 15 ジェームズ・ヒンチクリフ
Schmidt Peterson
40.4643
10 12 フェリックス・ローゼンクビスト
Chip Ganassi
41.3241
11 14 セバスチャン・ブルデー
Dale Coyne
49.911
12 9 パトリシア・オワード
Harding Racing
1 lap
13 11 マルコ・アンドレッティ
Andretti
1 lap
14 16 マックス・チルトン
Carlin
1 lap
15 20 マテウス・レイスト
AJ Foyt
1 lap
16 17 エド・ジョーンズ
Ed Carpenter
1 lap
17 22 ザック・ビーチ
Andretti
1 lap
18 23 スペンサー・ピゴット
Ed Carpenter
1 lap
19 21 トニー・カナーン
AJ Foyt
2 lap
20 19 マーカス・エリクソン
Schmidt Peterson
2 lap
21 13 サンティノ・フェルッチ
Dale Coyne
2 lap
22 18 ジャック・ハーベイ
Schmidt Peterson
3 lap
23 10 コルトン・ハータ
Harding Racing
35 lap

2019年シーズンのインディカー・シリーズは、例年通りCS放送のGAORA SPORTSで生放送される。視聴にはスカパーやひかりTVとの契約が必要となる。

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