2018年インディ500に挑むレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨copyright Honda

インディ500予選16番手佐藤琢磨、マシンの大幅改善に手応え「今日学んだものは本当に大きい」

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第102回インディアナポリス500(インディ500)予選2日目を終え、6列目16番グリッドから決勝に臨む事になったレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨は、予選落ちの危機すらあった1日目からの大幅な躍進に手応えを感じている。

「さらなるスピードを模索して、一つの方向性を見出すことはできたのではと思います。今日は安定感のあるマシンに仕上げる事ができました。まだ納得のいくレベルのものではありませんが、トップスピードの改善を目指しセットアップの調整を行いました。チームのエンジニアたちは本当にハードに働いています」

「僕ら3人のドライバーはみんな昨日苦しい戦いを強いられる事になってしまいました。ついに安定した走りを実現できてうれしいです。今日、僕らが学び取ったものは本当に大きいと思います。大きな前進ができました」

昨年のインディ500ウィナーである琢磨を有するレイホールは、今年から導入された新しいエアロキットのセッティングに苦しみスピードが不足。だが、プラクティスと予選で収集したデータを夜通しで解析し挑んだ予選2日目、セッティングの大幅な向上に成功し、琢磨は29番手から16番手と13個ものジャンプアップを果たした。

2日間に渡った予選が終わり、全チームは月曜の3時間のプラクティスと、カーブデイと呼ばれる金曜日に行われる決勝前最後の30分間の練習走行で、決勝レースに向けた調整を行いマシンを仕上げていく。

「これからは今日までとはまったく異なる決勝レースに向けた戦いが始まります。レースではトラフィックの中で走行することになるので、こういった状況下で安定して速く走れるマシンが強さを発揮します。コンディションが暑くなれば、レース後半はタイヤの摩耗に悩まされる戦いになるはずです。そうした状況を想定してマシンを作り込むことが重要です」