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今日4月18日と明日4月19日の2日間に渡って行われるF1公式バーレーン合同テスト。午前中の走行までの順位とタイムをまとめた。最速タイムを記録したのはメルセデスのルイス・ハミルトンで1分32秒822。バーレーンGPの1回目のフリー走行とほぼ同じタイム。マクラーレン・ホンダはまたもエンジントラブルが発生、僅か2周の走行にとどまっている。
テスト初日午前中の順位結果
Pos | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | ハミルトン | メルセデス | 1:32:822 | – | 25 |
2 | リカルド | レッドブル | 1:33:337 | 0.515 | 25 |
3 | ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:33:624 | 0.802 | 29 |
4 | グロージャン | ハース | 1:33:848 | 1.026 | 21 |
5 | ストロール | ウィリアムズ | 1:34:267 | 1.445 | 28 |
6 | ジョビナッツィ | フェラーリ | 1:34:967 | 2.145 | 45 |
7 | ベッテル | フェラーリ | 1:35:043 | 2.221 | 41 |
8 | エリクソン | ザウバー | 1:35:991 | 3.169 | 37 |
9 | セリス | フォース・インディア | 1:37.661 | 4.839 | 118 |
10 | ゲレール | トロロッソ | 1:40:302 | 7.480 | 7 |
11 | ターベイ | マクラーレン | – | – | 2 |
マクラーレン・ホンダはこの日オリバー・ターベイが走行を担当も、インスタレーション・ラップの2周を終えてそのままガレージイン。バーレーンGPの週末に引き続きパワーユニットのERSから水漏れが発生するというトラブルが発生。エンジン交換を余儀なくされているようだ。午前を終えてタイム計測できていないのはマクラーレンのみ。
今回のテストには改良型エンジンが投入される予定となっていたため、ERSのトラブルが発生したのはこの改良版エンジンだと思われる。バーレーンGP決勝レース後、ホンダF1の総責任者を務める長谷川祐介氏は今回のバーレーンテストで「性能面と信頼性の改善を目的として幾つかの新しいパーツのテストを行う」と語っていたが、午前中の結果を見る限りにおいては、残念ながら信頼性の改善は達成されていないようだ。
©HondaRacingF1 ガレージからコースに向かうターベイ
2周しか走れずタイム計測すらできていないマクラーレン・ホンダに対して、フェラーリはアントニオ・ジョビナッツィとセバスチャン・ベッテルが走行を担当し、午前中だけで計86周を走破している。F1公式バーレーン合同テストの日程と走行ドライバーについては、バーレーンテスト:開催日程と走行ドライバー一覧を参照されたい。