母国オーストラリアで家族と過ごすダニエル・リカルド(レッドブル、サード・ドライバー)、2022年12月10日
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ライテク向上?リカルド、F1浪人年に掲げる”3つの目標”をひっそり公表

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2023年シーズンのF1パドックに欠けているものの一つはダニエル・リカルドの笑顔だ。だがそれは、33歳のオーストラリア人ドライバーから笑みが消えたという事を意味するわけではない。

サードドライバーとして古巣レッドブルに復帰し、F1浪人生活2戦目を経たところでリカルドは、「2023年の目標を再設定」と題した長文を公開した。ひっそりと。

投稿されたのは300万人を超えるフォロワーを持つTwitterや、780万人のファンがフォローするInstagramではなかった。リカルドが公開の場として選んだのはフォロワー30万人ほどのLinkedinだった。

以下、リカルドが綴った文章を紹介したい。ネガは一切ない。リカルドが今も笑顔を絶やさず、サバティカル休暇を前向きに楽しみ、シート喪失を経て一歩、前に進んだ、そして進み続けている事がよく分かる。

2023年の目標を再設定

レースや競技に100%集中することが目標じゃないシーズンは、僕の記憶にある限り今回が初めてだ。もちろん、それが皆無というわけじゃないんだけど、今年は例年とは違って別の目標に焦点を当てる余地が生まれた。

プロフェッショナルとしての目標

プロという観点では、今年はレッドブルでチームプレーヤーとして活躍することが主になる。

レッドブルという良い思い出が溢れる家族のような環境に戻ってこれて本当に気分はいい。でも今年は自分のことじゃなく、チームのために精一杯、貢献して手助けしようって思ってる。

今はシミュレーターに飛び込み、クルマを学び、開発をサポートすることに集中してる。そうすることで、自分の能力、自信、そしてステアリングを握ることの楽しさを育む事ができるんだ。

ここ数年は厳しい状況が続いていたから、自分がまだこの場所にプロとして存在していて、成功に貢献しているんだって事を、みんなに知ってもらいたいっていう気持ちもある。

個人的な目標

これまでずっとやりたいと思っていたのに時間がなくて出来なかった事に取り組めるっていうのは、ちょっと贅沢な気分だね。

もし来年、またレースに出場する事になった場合、自由な時間があったのに何もしなかったなんて後悔したくない。だからこの自由な時間を有意義に使いたい。個人的な目標としては3つある。

1、自分で決めて旅に出る

この15年間、世界中を旅してきたのにこんな事を言うのも変だけど、今年はもっと旅がしたいと思ってる。

幾つかの場所に行ってその国を実際に体験し、ゆっくり過ごしてその土地に溶け込んでみたいんだ。F1の場合、サーキットとホテル以外には何も見ず、行って帰ってくるだけ数日っていうのがよくあるんだよ!

新しい国、知らない人々との会話。新しい国に行くと多くのエネルギーを貰う事ができる。行き先やスケジュールを自分でコントロールできる旅。本当に楽しみだ。

2、家族や友人など、大切な人たちと過ごす時間を増やす

長いこと出来ていなかったから、そういう人たちと面と向かって過ごす時間を優先したい。

いつも僕の事を支えてくれているのに、僕は彼らに報いる時間がなかった。凄く楽しみにしてる。

3、二輪のテクを上げること

冗談だと思うかもしれないけど、本気で110(注:ホンダのオフロード競技バイク CRF110F?)をもっと上手く乗りこなしたいって思ってるんだ!

バイクは昔から好きなんだけど、時間がなくてあまり乗れなかったんだ。新しいスキルを学ぶのは大好きだし、そういう向上心は趣味においても通じるものがあると思う。

この趣味はバイクで味わえる最高に楽しいものだと約束する。友達と一緒に走ったり、ジャンプしたり、自然の中に身を置いたり。想像しただけでワクワクするね。

というわけで、今年は楽しみなことがいっぱいだ!