エンジニアとモニターを見つめるカラム・アイロット、フィオラノテストにて
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フェラーリ育成傘下のカラム・アイロット、アルファロメオからF1アブダビテストに参加

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アルファロメオ・レーシングは11月19日(木)、最終アブダビGP後に開催されるヤング・ドライバー・テストでフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)に所属するカラム・アイロットを起用する事を発表した。

22歳のイギリス人ドライバーは、ニュルブルクリンクで開催されたF1アイフェルGPのフリー走行にハースF1チームから参加する予定であったが、濃霧のためにセッションが中止された事でチャンスを失った。

「アブダビでマシンに乗れる事を本当に楽しみにしているし、この機会を与えてくれたアルファロメオ・レーシングとフェラーリ・ドライバー・アカデミーに感謝している」とアイロット。

「チームと共に仕事をする事は、F1マシンへの習熟を深めるという事だけでなく僕の糧になる。エンジニアやクルーは世界トップクラスの優秀な人達ばかりだから学ぶ事がたくさんあるんだ」

チーム代表兼CEOを務めるフレデリック・バスールは「今季F2でのパフォーマンスが示すように、カラムは最も有望な若手ドライバーの一人だ。先月のニュルブルクリンクでFP1が中止となり彼は自分の能力を発揮するチャンスを逃してしまったが、彼にはアブダビでドライブするに足る存在だ。昨年のテストでの仕事に対する彼の姿勢は我々に好印象を与えた。テストが本当に楽しみだよ」との談話を発表した。

カラム・アイロットは2019年のバルセロナテストの際もアルファロメオから参加しており、既にF1マシンのドライブ経験がある。

3勝を挙げて現在FIA-F2選手権でランキング2位につけているカラム・アイロットは、11月28~29日と12月5~6日にバーレーンで開催される今季最終2ラウンドでミック・シューマッハを打ち破っての逆転タイトルを目指す事になる。

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