リカルド最速、ホンダ勢は7番手・8番手と好調スタート / F1ハンガリーGP《FP1》結果とダイジェスト

ダニエル・リカルドcopyright redbullracing

レッドブルのダニエル・リカルドが第11戦F1ハンガリーGP一回目のフリー走行を制した。1分18秒486をマークしたリカルドは、2番手キミ・ライコネン(フェラーリ)に0.234秒差をつけて最速を記録、3番手にはランキング争いで猛追するルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。

新しいフロアを含むアップデートを投入してきたマクラーレン・ホンダは45周を走破、フェルナンド・アロンソが6番手、ストフェル・バンドーンが8番手をマーク、「7位入賞は可能」と意気込むアロンソの予想が的外れではないことを証明した。

4番手にはバルテリ・ボッタス、最速リカルドの同僚マックス・フェルスタッペンは5番手、1ポイント差でタイトルをリードするセバスチャン・ベッテルは6番手という結果で午前を締めくくった。


©F1

普段あまりレースが行われないハンガロリンクの路面はかなり滑り易い状態、各車はグリップ不足を訴え、時折コースアウトする姿が見られた。


©F1

セッション開始30分過ぎ、ケビン・マグヌッセンに代わってハースから出走したアントニオ・ジョビナッツィが11コーナーでクラッシュ、左フロントのサスペンションを破損しセッションを終えた。

セッション終了数秒前、シート喪失が囁かれるジョリオン・パーマーが4コーナーの縁石に乗り上げフロアとタイヤを破損、FP1赤旗によって終了することになった。パーマはニコ・ヒュルケンベルグに続く10番手タイムを記録していた。

フリー走行のセッション中、ホンダと手を切ったザウバーF1は、来季以降フェラーリエンジンを搭載すると発表した。ザウバー勢は、マーカス・エリクソンが18番手、パスカル・ウェーレインは最下位という結果だった。

F1ハンガリーGP二回目のフリー走行は、この後日本時間21時から行われる。

2017年F1第11戦ハンガリーGPフリー走行1(FP1)リザルト

Pos No Driver Team Time Gap Laps
1 3 ダニエル・リカルド レッドブル・タグホイヤー 1:18.486 31
2 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1:18.720 +0.234 20
3 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:18.858 +0.372 31
4 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー 1:19.162 +0.676 27
5 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:19.248 +0.762 30
6 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:19.563 +1.077 21
7 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ 1:19.987 +1.501 21
8 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン・ホンダ 1:20.005 +1.519 24
9 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1:20.150 +1.664 25
10 30 ジョリオン・パーマー ルノー 1:20.461 +1.975 27
11 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ・メルセデス 1:20.540 +2.054 28
12 11 セルジオ・ペレス フォースインディア・メルセデス 1:20.574 +2.088 23
13 26 ダニール・クビアト トロロッソ 1:20.780 +2.294 27
14 55 カルロス・サインツ トロロッソ 1:20.917 +2.431 25
15 18 ランス・ストロール ウィリアムズ・メルセデス 1:20.974 +2.488 29
16 8 ロマン・グロージャン ハース・フェラーリ 1:21.313 +2.827 20
17 34 アルフォンソ・セリス フォースインディア・メルセデス 1:21.602 +3.116 24
18 9 マーカス・エリクソン ザウバー・フェラーリ 1:21.785 +3.299 31
19 50 アントニオ・ジョヴィナッツィ ハース・フェラーリ 1:22.251 +3.765 8
20 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー・フェラーリ 1:22.490 +4.004 29

コンディション

天気晴れ
気温24℃
路面温度29℃

セッション概要

グランプリ名 F1ハンガリーGP
セッション種別 フリー走行1
セッション開始日時

サーキット

名称 ハンガロリンク
設立 1986年
全長 4381m
コーナー数 16
周回方向 時計回り

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