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F1ハンガリーGP予選当日の7月29日、36歳の誕生日を迎えたフェルナンド・アロンソは、スペインGPに並ぶ今季ベストタイとなる7番グリッドを確保した。予選Q3に進出したアロンソは8番手タイムをマーク、7番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がギアボックス交換によりグリッド降格となるため、アロンソのスターティング・ポジションは1つ繰り上がる。
昨年再舗装されたハンガロリンクの路面はタイヤにさほど厳しくなく、今季の保守的なピレリタイヤの特性も相まってデグラデーションは低い。オーバーテイクが難しいためファンにとっては退屈なレースとなりがちなハンガロリンクは、マクラーレン・ホンダのダブルポイントを手助けすることになるだろう。
ハンガリーGP予選を終えて
フェルナンド・アロンソ予選: 8位, FP3: 9位
今のところマクラーレン・ホンダにとってはポジティブな週末になってるね。実際には上位3チームは別カテゴリ状態だって事は分かってたから、7番手8番手を目指すのが今日の最大の目標だったんだ。結果、明日のレースではこれらのポジションからスタートすることになったね。
土曜の予選ではポイントは得られないから、このグリッドを活かして明日の決勝でポイントを獲得したいと思ってる。今のチームにとっては、ポイント獲得はすごく大事な事だからね。
僕らのレースペースは問題ないよ。ここハンガロリンクは追い抜きが難しいサーキットだし、タイヤは安定しててデグラデーション(性能劣化)も少ないから、良いスタートが切れればポジションをキープ出来ると思ってる。明日の目標はそれだね。
ブラックアウト後の1コーナーまでが大きな勝負になると語るアロンソ、ハンガロリンクの1コーナーまでの距離は600m近くもあるため、ポジションキープは決して容易とは言えない。
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