濡れたレッドブル・リンクのピットレーン、2020年F1シュタイアーマルクGP 2日目copyright Alfa Romeo Racing

F1、延期が懸念される「シュタイアーマルクGP予選」への対応方法を説明

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レッドブル・リンクでの第2レースの最終プラクティスは豪雨のために中止された。グリーンライトが点灯する事はなく、予定開始時刻から30分後に正式な中止が発表された。20台のマシンがコースに出ることはなかった。

問題はFP2の終了2時間後に予定されているスターティンググリッド争いだ。午後のシュピールベルクも雨が続く予報となっている。F1レースディレクターを務めるマイケル・マシは、延期が予想されるF1第2戦シュタイアーマルクGPの公式予選への対応方法について次のように説明した。

「予選開始時刻になるのを待ち、その時点での天候を評価する事になる。もし現在と同じような天候であれば予選開始を遅らせ、その後継続的に評価を続ける事になる。予報では(雨が)降り続く可能性が高いが、時間の経過に合わせて判断する事が必要だ」

公式セッションを執り行うためには、医療用のメディカル・ヘリコプターの飛行が条件となるが、激しい雨は視界を悪化させる。

「(不測の事態が発生した場合の)主な受け入れ先の病院は、グラーツから車で1時間から1時間半の場所にある。雲が覆っているため医療ヘリは今のところ、飛ぶことができない状態だ」

「医療ヘリが離陸できないのであれば、この会場でセッションを開始する事はできない」

もし仮に土曜日に予選が実施できず日曜の朝に延期される事になれば、ドライバー達は最後にクルマを降りて40時間も経過した後に、命をかけた全開走行に挑まなければならない。

2009年のF1ワールドチャンピオン、ジェンソン・バトンはこの点に触れて「その場合、予選に向けてドライバー達がどう対処するか見ものだ。彼らにとっては大変なことだけど、僕らにとっては素晴らしいことだからね」との見解を示している。

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