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独ホッケンハイムリンク、F1カレンダー候補地から脱落…代替はニュルブルクリンク
ホッケンハイムリンクは改訂版F1カレンダーへの掲載が噂されていたが、その可能性が完全に消滅した。同サーキットのマネージングディレクターを務めるヨーン・テスケが7月23日(木)、ドイツ通信社とのインタビューの中で認めた。
ホッケンハイムリンクは、第10戦ロシアGP後の10月に開催が検討されているイモラ、ポルティマオを含む3連戦での開催を目指し、F1の商業権を持つリバティ・メディアとの間で交渉を続けてきたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を巡る当局の規制並びに、採算性を理由として交渉を打ち切った。
ホッケンハイムでの開催の可能性が消滅したことに伴い、代替として同じドイツのニュルブルクリンクが新たに俎上に載っているが、現時点でF1側からの正式な発表はない。
ニュルブルクリンクは1951年に初めてF1グランプリを開催。以降ホッケンハイムと共にドイツGPの舞台を務めてきた。最後にグランプリが開催されたのは2013年で、レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルが優勝している。