ハミルトン、F1スペイン表彰台を経て今日にもメルセデスとの契約延長にサインか
ルイス・ハミルトンは2位表彰台に上がったF1スペインGPの翌6月5日(月)にチーム代表のトト・ウォルフと契約交渉の席に着く事を明かし、早ければ同日中にもサインする用意があると仄めかした。
ハミルトンの現行契約が2023年末に満了を迎える事から、2024年に向けてフェラーリに移籍するのではとの憶測もあったが、当事者は先月、この報道を否定。ハミルトンはカタロニア・サーキットでのレースを経て、月曜にウォルフと会う予定だと明かした。
7度のF1ワールドチャンピオンは「まだサインはしていないけど、明日はトトと会うことになっているはずだから、そこで手を打てればいいね!」と笑顔を見せ、ウォルフはSky Sportsとのインタビューの中で「時間を取ってコーヒーを飲みながら席に着く必要があるだけだ。時間的には30分だろう」と認めた。
ハミルトンはまた、先程の自身の発言について「何となく仄めかしたってわけじゃないんだ」と述べ、契約事に自身の走りが左右される事はないとしながらも「常に頭の片隅にあるものだから、それが終われば、もっと集中して将来のことを考えることができるようになる」と付け加えた。
「今日の表彰台は本当に、本当に、本当に特別なものだった。表彰台の上からチームのみんなの姿を遠くに見る事ができた。彼らはいつも僕を支えてくれているけど、長年に渡って一緒に仕事をしてきた仲間たちが喜んでいるのを見れて本当に嬉しかった」
チームメイトのジョージ・ラッセルが3位に続いた事でダブル表彰台を手にしたメルセデスは一気に33ポイントを加算。遂にアストンマーチンを抜き去りランキング2位に浮上した。