パドックで会話するロマン・グロージャンとセバスチャン・ブルデー、バーバー・モータースポーツ・パークで2021年2月22日に行われたインディカーのプライベートテストにて (2)Courtesy Of Joe Skibinski / Indycar

グロージャン、F1事故から3ヶ月 インディカー初ドライブ!開放的なパドックに驚き…佐藤琢磨やブルデーとの会話楽しむ

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インディカー・シリーズのプライベートテストが22日(月)に開幕の地アラバマ州バーミンガムのバーバー・モータースポーツパークで行われ、デイル・コイン・レーシングからデビューを飾るロマン・グロージャンが初めてマシンをドライブした。

グロージャンがクローズドコースで実車を走らせるのは、炎上クラッシュに見舞われた11月29日の昨季F1バーレーンGP以来3ヶ月ぶり。4月18日(日)の開幕ホンダ・インディGPに向けて準備を進め、1日を通して83周を走り込んだ。

デイル・コイン・レーシングのロマン・グロージャン、2021年2月22日バーバーモータースポーツ・パークでのインディカー プライベートテストにて (1)Courtesy Of Joe Skibinski / Indycar

デイル・コイン・レーシングのロマン・グロージャン、2021年2月22日バーバーモータースポーツ・パークでのインディカー プライベートテストにて (1)

デイル・コイン・レーシングのロマン・グロージャン、2021年2月22日バーバーモータースポーツ・パークでのインディカー プライベートテストにてCourtesy Of Joe Skibinski / Indycar

デイル・コイン・レーシングのロマン・グロージャン、2021年2月22日バーバーモータースポーツ・パークでのインディカー プライベートテストにて

テストにはレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨を含む以下の5チーム12台が参加した。

チーム ドライバー
AJフォイト セバスチャン・ブルデー
ダルトン・ケレット
RLLR 佐藤琢磨
グレアム・レイホール
ペンスキー ジョセフ・ニューガーデン
シモン・パジェノー
ウィル・パワー
スコット・マクラフリン
デイル・コイン ロマン・グロージャン
エド・ジョーンズ
エド・カーペンター コナー・デイリー
リーナス・ヴィーケイ

元F1ドライバーという括りで言えば、グロージャンの他にこの日は佐藤琢磨とセバスチャン・ブルデーがテストに参加していた。グロージャンは2009年ヨーロッパGPでデビュー、ブルデーは2009年ドイツGPを以て解雇。そして佐藤琢磨は2008年スペインGPがF1でのラストランであるため、実戦で2人と戦った事はない。

グロージャンはindycar.comとのインタビューの中で、至るところで人々がフレンドリーに会話を楽しむ開放的なインディカーのパドックに「かなり驚いた」として次のように続けた。

「本当に気に入ったよ。ピットレーンでセバスチャン・ブルデーと話していたら琢磨がやってきて、マシンの横で皆で楽しくお喋りをしたんだ。ヘルメットを脱ぐ度にみんなが親しげに話す会話が聞こえる」

パドックで会話するロマン・グロージャンとセバスチャン・ブルデー、バーバー・モータースポーツ・パークで2021年2月22日に行われたインディカーのプライベートテストにて (1)Courtesy Of Joe Skibinski / Indycar

パドックで会話するロマン・グロージャンとセバスチャン・ブルデー、バーバー・モータースポーツ・パークで2021年2月22日に行われたインディカーのプライベートテストにて (1)

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨、2021年2月22日バーバーモータースポーツ・パークでのインディカー プライベートテストにてCourtesy Of Joe Skibinski / Indycar

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨、2021年2月22日バーバーモータースポーツ・パークでのインディカー プライベートテストにて

インディカーはダラーラ製ワンメイクシャシーにホンダかシボレーの2.2リッターV6ツインターボエンジンを組み合わせる。一方のF1はチームが独自にシャシーを開発し、これにフェラーリ、ルノー、メルセデス、ホンダの4メーカーいずれかの1.6リッターV6ハイブリッド・ターボエンジンを搭載する。

9年に渡って慣れ親しんだF1とは大きく異なるマシンについてグロージャンは「ポジションを含めて多くの部分が違うけど、それを除けば全てが素晴らしく普通の感覚だった」「メカニカルグリップの高さには感銘を受けた。素晴らしいレースが行われている理由がよく分かった」と語った。

怪我明け一発目という事もあり、パワーステなしのマシン操作に筋力を奪われたようで、1周目のインスタレーションラップから上腕二頭筋に痛みを抱えていたというグロージャン。ターン1でスピンを喫しグラベルに捕まる場面もあったが、完治はしていないものの手の甲の火傷の治りはまずまずのようで「いい感じだ」と口にした。

エンジニアのオリヴィエ・ボアソンとも積極的にコミュニケーションを取り、お互いの理解を深め、3月1日(月)にラグナセカ・レースウェイで予定されている次のテストに向けて順調に初日を締め括った。

デイル・コイン・レーシングのロマン・グロージャン、2021年2月22日バーバーモータースポーツ・パークでのインディカー プライベートテストにて (2)Courtesy Of Joe Skibinski / Indycar

デイル・コイン・レーシングのロマン・グロージャン、2021年2月22日バーバーモータースポーツ・パークでのインディカー プライベートテストにて (2)