2017年グッドウッド・リバイバルの様子
Courtesy Of Goodwood Estate Company Limited

F1王者バトン参戦のグッドウッド・リバイバル、17日開幕…1960年代さながらのレースをライブで見よう!

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3日間に渡って行われる世界最大級のクラシックカーイベント「グッドウッド・リバイバル」が2年ぶりに来場者を迎え、2021年9月17日(金)に開幕を迎える。今年は16レースが予定される。

フェスティバル・オブ・スピードと双璧を成すこのイベントは、登場するマシンのみならず参加者全員がビンテージ・ファッションを着込み、会場全体が1960年代の英国にタイムスリップ。1966年以前のクラシックカーがサセックス州の丘陵地帯で激しいレースを繰り広げる。

2019年グッドウッド・リバイバルの様子

注目のレースは4つ。60年代前半のクラシックGTを対象とした「スターリング・モス・メモリアル・トロフィー」、60年代後半のGTを対象とした「RAC TTセレブレーション」、戦前のスポーツカーを対象とした「ブルックランズ・トロフィー」、そしてミニクーパーを対象とした「ジョン・ホイットモア・トロフィー」だ。

いずれも2ドライバー制で、F1ドライバーやル・マン優勝者、インディカードライバーやWシリーズレーサーなど、多くのトップドライバーが参戦する。

注目ドライバーの一人はジェンソン・バトンだ。2009年のF1ワールドチャンピオンはアレックス・バンコムをタッグを組み、スターリング・モス・メモリアル・トロフィーとTTセレブレーションを戦う。

以前「キンララ・トロフィー」と呼ばれていた1950年代と60年代のGTマシンによるこのレースは、イギリス出身の偉大なるレーシングドライバー、スターリング・モス卿の死を受け2020年に改称された。

参加車両はフェラーリ250SWBやアストンマーチンDB4GTなどで、夕暮れ時の9月17日(金)現地18時20分から1時間に渡って行われる。バトンはメモリアル・トロフィーでジャガーEタイプを、TTセレブレーションではACコブラを駆る。

2019年グッドウッド・リバイバルの様子

ジェンソン・バトン、2021年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード (1)

その他にも旧車コレクションの展示や修復プロジェクトの紹介、オークション、そして1971年まで製造されていた子供用のペダルカー、オースティンJ40による4~10歳のちびっこドライバーによるレースなどが予定されている。

イベントの模様は全日、Facebook、YouTubeの各チャンネルでライブ配信される。初日は日本時間17日(金)16時10分よりストリーミングが予定されている。