ポール・リカール・サーキットを走行するマクラーレンMCL34、F1フランスGP初日フリー走行にて
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マクラーレン、跳馬に次ぐ5番手も油断なし「気を抜けば後退する」F1フランスGP《初日》

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マクラーレンのカルロス・サインツとランド・ノリスが、6月21日(金)に行われたF1第8戦フランスGP初日プラクティスを振り返った。二人はレッドブル・ホンダの2台を分断し、ノリスがトップからコンマ9秒遅れの5番手、サインツが1.4秒遅れの7番手で初日を締め括った。

パフォーマンスディレクターを務めるアンドレア・ステラは「初日としては堅実だが、今季は予選と決勝に向けてより競争が激しくなる傾向がある。接戦になることは明らかだから、最善の状態に仕上げる事が必要」と語り、気を引き締めている。

マクラーレン:F1フランスGP初日

カルロス・サインツFP1: 8位, FP2: 7位

大量にテストをこなせたし、全体として興味深い1日になった。一番奇妙だったのはタイヤだね。これまでのレースとはパフォーマンスがかなり違っていて、3種類全てが全然別の感触だったんだ。今日は実験的なパーツについてもテストしたんだけど、この手のものは常に完璧に機能するわけじゃない。それでも8番手という結果は、予選に向けての僕らのポテンシャルを示していると思う。

もう一台のクルマと大きく異なるセットアップで走ったから、今後に向けて有益なデータを大量に集めることができたよ。今日のランドのマシンで得られた知見を元にして、明日はよりノーマルなセッティングに戻す予定だ。チームとして力強いグリッドが獲得できたら良いね。

ランド・ノリスFP1: 7位, FP2: 5位

悪くない1日だったよ。正直に言うと、僕としてはこの前のカナダよりもはるかに良い週末のスタートだったと思う。ヘビーブレーキングのターン11は最高だし、ここは本当にクールなコースだ。かなり有望なポジションにつける事ができたけど、カナダの時の例があるから慎重にならないとね。あの時も金曜がかなり良かったのに、残りの週末で若干後退しちゃったから。

今日は様々な事にトライしたから、これを上手くまとめ上げて明日も良い1日に出来れば嬉しい。チームとして良い仕事ができたと思うし、期待の持てるペースを示せているから、もう少しクルマを改善できれば良い予選になるはずだ。改善させなきゃならない部分はたくさんあるから、手を緩めずにプッシュし続ける必要がある。


初日をトップで締め括ったのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。2番手ルイス・ハミルトンを0.424秒差で退けた。3番手には0.649秒遅れでフェラーリのシャルル・ルクレールが続く結果となった。

F1フランスグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間6月22日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってポール・リカール・サーキットで開催される。

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