元F1ドライバーのマーク・ウェバー、ダートとショートオーバルの混合戦「SRX」に参戦
かつてセバスチャン・ベッテルと共にレッドブルでF1を戦い、その後、FIA世界耐久選手権(WEC)でチャンピオンにも輝いたマーク・ウェバーが、アメリカの新たなレースシリーズ「スーパースター・レーシング・エクスペリエンス(SRX)」に参戦する事となった。
ウェバーは2016年末を以てポルシェチームのドライバーを辞し現役を引退。以降はイギリスのF1放送を担当するChannel 4の解説者を務めており、レーシングドライバーとしては5年ぶりの復帰を果たす事になる。
SRXは、スプリントカップ・シリーズのチャンピオンでありダートレースの常連でもあるトニー・スチュワートやサンディ・モンタグ、ジョージ・パインなど、NASCAR関係者らが新しく設立したレーシングシリーズで、2021年7月30日の開幕が予定されている。
🚨📸 congrats to @NoahSweet7 and @SkylerCurtisFox for their fresh @SRXracing designs. You guys impressed the boss @RayEvernham! Let’s see what he comes up with now 😏 pic.twitter.com/xWYPUF1Kmn
— Superstar Racing Experience (@SRXracing) July 20, 2020
まだまだ未定の部分が多いが、マシンの設計は共同設立者でもあるレイ・エバーナムが担当。レースは主にハーフマイルのダートとショートオーバルで行われる見通しとなっている。
初年度は全6戦を行う計画で、その模様はCBSスポーツで中継される。本記事執筆時点ではウェバーの他に、トニー・スチュワート、トニー・カナーン、ポール・トレイシー、エリオ・カストロネベス、ボビー・ラボンテ、ウィリー・T・リブスの参戦が発表されており、主催者は最終的に12名の獲得を望んでいる。