アントニオ・ジョビナッツィ、2023年F1復帰の可能性は結構高い? 支援を約束するフェラーリ

アルファロメオ・レーシング(Alfa Romeo Racing)のアントニオ・ジョビナッツィCourtesy Of Sauber Group

1年後には再び、F1マシンのステアリングを握るアントニオ・ジョビナッツィの姿を目にする事になるかもしれない。スクーデリア・フェラーリのマッティア・ビノット代表は2023年のF1復帰に向けて28歳のイタリア人ドライバーを支援していく考えを示した。

アルファロメオはジョビナッツィとの契約を更新せず、完全に新しい次世代車両が導入される来季に向け、バルテリ・ボッタスと周冠宇のベテラン&新人コンビと契約を結び、ドライバーラインアップを一新した。

既に2022年シーズンのグリッドは埋まっており、ジョビナッツィはフォーミュラEへと転向するがF1復帰に強い意欲を示しており、来季はハースのミック・シューマッハと共に、スクーデリア・フェラーリのリザーブドライバーを務める。

ビノット代表は2022年のジョビナッツィについて、マラネロのシミュレーターを通して新車への理解を深めさせる”フル・プログラム”を用意しているとして、2023年のF1復帰の可能性に言及した。

The Raceによるとビノットは「2023年のシートを見つけられる可能性が十分にある事は疑いない」と語った。

「2023年に空いているシートは11個あると思う。その全てがフリーとは言わないが、ドライバーの契約状況的には、カルロス(サインツ)を含めて11人の契約が2022年末までに終了する」

「幾つかの可能性があるからこそ、引き続きリザーブとしてF1プログラムに関わり、シミュレーターでの作業を通して2022年のマシンに対応していくことが重要なのだ」

なおシャルル・ルクレールとは異なり来季末で契約が切れるサインツとの契約延長についてビノットは、すぐに話し合いが始まるだろうと説明した。

まだ名前の明かされていないマラネロの2022年型F1マシンは、年明け2月16日~18日の間に発表される予定だ。

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