2018年F3第9戦シュピールベルクのレース2で優勝しガッツポーズを取るミック・シューマッハ

皇帝2世ミック・シューマッハ、破竹の5連勝でF3選手権でのリードを拡大!逆転タイトルに王手

  • 最終更新:

プレマ・セオドール・レーシングからFIA F3ヨーロッパ選手権に参戦するミック・シューマッハが、シーズン残り1イベントを残してドライバーズ・チャンピオンシップでのリードを49点に拡大。逆転タイトルに向けて、その才能を思う存分開花させた。

ミック・シューマッハは9月22-23日にかけて開催された第9戦シュピールベルク(オーストリア)の決勝レース1で勝利を収め、ポイントリーダーのダン・ティクタム(モトパーク)から選手権首位の座を奪うと、レース2でもポールポジションから勝利を挙げた。

レース2は路面の一部が若干、飴色に濡れるコンディションでスタート。計3度のセーフティーカーが導入される荒れた展開となったが、ミックはその3回全てのリスタートでポジションを守り、前戦ニュルブルクリンクから続く連勝記録を5に伸ばした。

2018年F3第9戦シュピールベルクのレース2表彰台
第9戦シュピールベルクのレース2表彰台

「路面が濡れている側からのスタートだったけど、何とか1位をキープする事が出来たよ」とミック・シューマッハ。「その後はギャップを築く事に専念して、リスタートは全て上手くやる事が出来た。後続のドライバー達がバトルしててくれたから運が良かった部分もあるけどね」

「セーフティーカー先導下でレースが終わったのは残念だけど、もちろん、この勝利に満足しているよ」

レース2でもポールポジションを獲得したミック。だが、スタート直後のターン1でチームメイトのロバート・シュワッツマンに交わされ2番手に後退。数周に渡って猛追するもロシア人ルーキーがこれを守り抜き、結果2位でチェッカーフラッグを受ける事となった。

2018年のFIA F3ヨーロッパ選手権コンストラクターズタイトルを獲得したプレマ・セオドール・レーシング

6連勝は叶わなかったものの、シュワッツマンとの1-2フィニッシュによって、プレマ・セオドール・レーシングはコンストラクターズでのポイントを884.5に伸ばし、年間タイトルを獲得。ミック自身も総獲得ポイントを329として、280ポイントの2番手ティクタムとの差を広げた。

欧州F3の最終戦は、10月13日から14日にかけて独ホッケンハイムリンクで行われる。仮に年間タイトルを獲得した場合、ミック・シューマッハはF1参戦に必要とされるスーパーライセンスポイントの要件を満たす事となるが、シューマッハ家はミックの早期F1昇格を望んでおらず、来年はFIA F2にステップアップするものとみられている。