インテルラゴス・サーキット上空からの様子
Courtesy Of Pirelli

ルクレール3連勝なるか? F1バーチャルGP 第4戦エントリーリスト…3日(日)に無料配信

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F1公式シムレースイベントの第4戦が5月3日(日)にF1ブラジルGPの舞台であるインテルラゴス・サーキットの仮想コースにて行われる。プラットフォームはプレステ4等を対象とした公認ゲーム「F1 2019」。当日は1ラップタイムを競う予選と28周のレースが行われる。

本来この日はザントフォールト・サーキットでのオランダGPが予定されていたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)影響で無期限の延期となった。F1は現在、7月頭のオーストリアGPを開幕戦として位置づけている

暫定版エントリーリストには、3連勝を目指すシャルル・ルクレール(フェラーリ)の他、レッドブル・ホンダのアレックス・アルボン、アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィ、ウィリアムズのジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィの5名の現役ドライバーの名が記されている。

その他には、7度のF1ワールドチャンピオン、ミハエル・シューマッハの甥であるダービッド・シューマッハがレーシングポイントから参戦する他、世界ラリークロス選手権王者のペター・ソルベルグがルノーから、ACミランでキャプテンを務めるアレッシオ・ロマニョーリがアルファタウリ・ホンダから参戦する事が発表されている。

イベントは英国ロンドンのGフィニティeスポーツアリーナからライブ中継される。新型肺炎の感染拡大防止のため、参加者達はインターネット回線を使って遠隔から参加する。

レースの模様は5月3日(日)協定世界時17時、日本時間26時からF1公式サイトやYouTube、Twitch、Weibo、Facebookなどで1時間30分に渡って無料でストリーミング配信される。またイギリスではSky Sportsが、アメリカではESPNがテレビで生中継する。バーチャルグランプリの開始1時間前には、F1 eスポーツ・プロ・エキシビション・レースが行われる。

3月にスタートしたF1バーチャルGPシリーズはこれまでに3レースを開催し、デジタルプラットフォームでの視聴回数は1290万回を記録。テレビでの推定視聴者数は1,600万人を超えた。

F1のeスポーツ部門の責任者を務めるジュリアン・タンは4戦目を前に「視聴者数は増え続けており、eスポーツにおけるF1の可能性を感じている。F1以外からも多くのアスリート達が参加しており、ファンの励みになるようなものを提供できればと考えている。また、これを機会に他のスポーツとの交流を図っていきたい」と語った。

F1バーチャルGP第4戦 エントリーリスト

チーム ドライバー
レッドブル・ホンダ ベン・ストークス
クリケット選手
アレックス・アルボン
現役F1ドライバー
フェラーリ シャルル・ルクレール
現役F1ドライバー
エンツォ・フィッティパルディ
F3ドライバー / 跳馬育成
ウィリアムズ ニコラス・ラティフィ
現役F1ドライバー
ジョージ・ラッセル
現役F1ドライバー
アルファタウリ・ホンダ アレッシオ・ロマニョーリ
サッカーイタリア代表
スチュアート・ブロード
クリケット選手
メルセデス ストフェル・バンドーン
エステバン・グティエレス
ルノー クリスチャン・ルンガー
F2ドライバー / ルノー育成
ペター・ソルベルグ
ラリードライバー
マクラーレン ランド・ノリス
現役F1ドライバー
Jelly
YouTuber
レーシングポイント ダービッド・シューマッハ
F3ドライバー / 皇帝の甥
ジミー・ブロードベント
シムレーサー
アルファロメオ アントニオ・ジョビナッツィ
現役F1ドライバー
ファン・マヌエル・コレア
元F2ドライバー
ハース ルイ・デレトラズ
ピエトロ・フィッティパルディ