F1はテキサス州オースティンで開催される第19戦アメリカGPの週末に、ロザンゼルスにて「ハリウッド・フェスティバル」と題したイベントを開催する。参加は無料。その模様はライブ配信される。

F1を所有するリバティ・メディアは米国に本拠を構えており、買収以降、アメリカ大陸でのプロモーションを強化。過去にシカゴとマイアミで同様のイベントを実施してきた。

ハリウッドフェスティバルは、10月30日にLAで行われる。マックス・フェルスタッペン（レッドブル・ホンダ）やダニエル・リカルド（ルノー）、バルテリ・ボッタス（メルセデス）が自身のマシンを駆り、ハリウッド・ブールバード、通称ハリウッド大通りを走行する。

イベントに先立って29日には、「ハリウッド・ライド・オブ・フェイム」と題した自動車の展示会が開催される。展示されるのは、時代を問わずF1を象徴するようなレーシングカーやロードカー。F1の商業部門の率いるショーン・ブラッチズは「市街地でF1を体験してもらう事が重要。F1はアメリカで何が提供できるのかを示す必要がある」と述べた。

F1はサーキット・オブ・ジ・アメリカズ（COTA）以外にも、米国でのグランプリ開催を望んでおり、ビスケーン湾岸部でのストリートレースの可能性を模索してきたが、現地住民への説得に失敗。暗礁に乗り上げている。

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