
フェルスタッペンの赤旗と雨に揺れるF1テスト2日目、フェラーリ合流の陰で相次ぐ“走らない判断”
スペインのカタロニア・サーキットで行われている2026年型F1マシンのシェイクダウン2日目のセッションは、開始序盤から不安定な展開が続く。スクーデリア・フェラーリが満を持してコースインする一方、技術的トラブルや降雨が各チームの計画に影響を及ぼしている。
「シェイクダウン・ウィーク」と銘打たれた今週のテストでは、5日間の日程のうち各チームは最大3日間のみ走行できる。初日は計7チームが周回を重ねたが、2日目は二関しては、現時点でコース上を走行しているのは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の2台に限られているようだ。
フェラーリ、開始と同時にコースイン
フェラーリは、ルクレールが「SF-26」のステアリングを握り、ピットレーンオープンと同時にコースインした。あえて初日の走行を見送り、コンディションや他陣営の動きを見極めた上での合流だった。
まもなくレッドブルも走行を開始し、前日のアイザック・ハジャーに続いてフェルスタッペンが「RB22」で初走行に臨んだ。だが、アウトラップのターン5でグラベルに飛び出し、赤旗が提示されたとされる。
中断は5分余りで解除され、フェラーリとフェルスタッペンはいずれも走行を再開したようだが、セッション開始から約90分後、断続的だった雨は本降りに変わり、スリックタイヤでの走行が一時中断される状況となっている。
New car, familiar feeling 💙
Max 🤝 RB22 is up and running 🏃#F1 || #RedBullRacing pic.twitter.com/X9AgzkvDGv
— Oracle Red Bull Racing (@redbullracing) January 27, 2026
走らない選択をした陣営
走行を見送る判断を下したチームもある。メルセデスは午後の降雨予報を理由に、2日目の走行を取りやめた。とはいえ、前日にはアンドレア・キミ・アントネッリとジョージ・ラッセルが合計151周を走破しており、初日だけで十分なデータを確保している。
初日に全チーム最多ラップを記録したハースも火曜は走行を行わないと発表した。これは当初からの計画で、前日にエステバン・オコンが「VF-26」で154周を走ったデータ解析に専念するようだ。
アウディやキャデラック、アルピーヌもこの日はコースに姿を見せておらず、いずれも初日に発生した技術的トラブルの精査・対応を優先する方針とみられる。
王者マクラーレンもまだ走行を開始していない。チーム代表を務めるアンドレア・ステラは先週、「走行開始は2日目か3日目を予定している」と説明し、状況を見極めながら柔軟に対応する方針を示している。
マクラーレンは、多くのチームと異なり事前にフィルミングデーを利用したシェイクダウンを実施しておらず、本テストでコースインする時が「MCL40」にとって初のシェイクダウンとなる。