F1日本GP:シューマッハ在籍時のフェラーリ 248F1がデモ走行!96年鈴鹿勝者のデーモン・ヒル来場も決定
10月4から8日にかけて三重県鈴鹿サーキットで開催されるF1日本GPに、1996年にF1ワールドチャンピオンを獲得したデイモン・ヒルの来場が決定。また、1987年の初開催から30回目のグランプリ開催を記念して、2006年のFerrari 248F1によるデモ走行が行われる事が明らかになった。
鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドは先日、2018年からトロロッソにパワーユニットを供給するホンダが今年のF1日本GPの冠スポンサーを務めると発表。「2018 FIA F1世界選手権シリーズ第17戦 Honda日本グランプリレース 鈴鹿30回記念大会」の看板を背負う事となった今大会は、例年以上にイベントが充実している。
ヒルはウィリアムズに在籍していた1996年に、最終日本GPで勝利を収めチームメイトのジャック・ビルヌーブを破りタイトルを獲得。引退レースとなった1999年の日本GPを棄権という形で終えた。
© LAT Photographic / 96年の日本GPで優勝しタイトル獲得を決めたウィリアムズのデーモン・ヒルと2位表彰台フェラーリのミハエル・シューマッハ
過去30回の大会の中でインパクトを残したマシンのエンジンサウンドを楽しむ「Legend F1 30th Anniversary Lap」には、フェラーリ248F1が新たに追加。2006年、ミハエル・シューマッハがステアリングを握った2.4リッターV8エンジンを搭載したF1マシンは、鈴鹿で当時のレコードタイムを2秒以上も更新するも、決勝でエンジンブロー。記憶に残る1台としてF1史にその名を刻んだ。
30th Anniversary Lap 概要
- 10月5日(金)
- 16:00:練習走行
- 10月6日(土)
- 16:30:スペシャルステージデモ
- 10月7日(日)
- 10:25:デモ走行
鈴鹿F1日本グランプリ参加マシンとゲスト
- Ferrari F187(1987)
- Lotus 100T(1988)
- Beneton B189(1989)
- Lola LC90(1990)
- Tyrrell 019(1990)
- McLaren MP4/6(1991)
- Ferrari 412T2(1995)
- McLaren MP4-13(1998)
- Ferrari F2005(2005)
- Ferrari F10(2010)
- 中嶋悟(1987年~1991年)
- 鈴木亜久里(1988年~1995年)
- ジャン・アレジ(1989年~2001年)
- ミカ・ハッキネン(1991年~2001年、98年・99年チャンピオン)
- 片山右京(1992年~1997年)
- フェリペ・マッサ(2002年、2004年~2017年 最高2位)
- 佐藤琢磨(2002年~2008年 2017年INDY500王者)
- 中嶋一貴(2007年~2009年)