夜を迎えたバーレーン・インターナショナル・サーキットのホームストレート
Courtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

F1、開幕地バーレーンからの新型コロナワクチン接種の申し出断る

  • Published: Updated:

今月開催されるバーレーンでのプレシーズンテストと開幕戦に先立ち、バーレーン王国政府はイベントに参加する全スタッフに対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの接種プログラムを申し出たが、F1側はこれを断った。

バーレーン側が申し出たのは、3月12~14日のプレシーズンテストとその2週間後の28日に行われるバーレーンGPに参加するF1関係者とメディアを対象としたもので、強制ではなく任意。

提供されるのは米国の製薬会社ファイザーとドイツのバイオンテック社が共同開発したワクチンで、バーレーンは今後、同国内で開催されるイベント主催者に対してこうした予防接種をオファーしていくという。

しかしながら、英Autosportが伝えたところによると、F1の広報担当者はワクチンの集団接種を受ける予定はないと語り、バーレーンからの申し出を断る意向を明らかにした。

F1のステファノ・ドメニカリCEOは今月初め「ワクチン接種が優先されるべきは感染リスクの最も高い人々であり、我々としてはそうした順序を無視したくはない」と語っていた。

バーレーンではこれまでに感染者12万人超、死者444人が報告されているが、新規感染者数は771名が確認された2月16日以降減少傾向にある。ただし現時点では、公共の場やモール内等でのマスクの着用が義務づけられており、違反者には20BDの罰金が科せられるなど、厳しい対策が敷かれている。

F1バーレーンGP特集