F1カナダGP:角田裕毅とストロールが速度違反、大幅超過でアストンに満額ペナルティ
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F1カナダGPのスチュワードは6月16日(金)に行われた2回目のフリー走行を経て、角田裕毅がピットレーンで速度違反を犯したとして、F1競技規定34条7項の定めに従い所属先のスクーデリア・アルファタウリに罰金ペナルティを科した。
ジル・ビルヌーブ・サーキットのピットレーン速度は時速80kmに制限されているが、角田裕毅はこれを0.4km/h超過。ブラジル出身の元F1ドライバー、エンリケ・ベルノルディを含む4名の競技審判団はチームに100ユーロ(約15,550円)の罰金を科した。
角田裕毅が速度違反を犯すのは5月のモナコGP以来。モンテカルロ市街地コースで行われた初日フリー走行では制限速度を大幅に超過し、満額の罰金と異例の警告を受けた。
90分に拡大されたカナダGPのFP2では、角田裕毅と並びランス・ストロール(アストンマーチン)も制限速度に違反した。
角田裕毅は超過は僅かであったが、母国レースを迎える24歳のカナダ人ドライバーは17.8km/hものオーバースピードでピットレーンを走行。満額となる1,000ユーロ(約15万5,500円)の罰金がチームに科された。
ストロールは第3戦オーストラリアGPでも速度超過違反を犯しており、第5戦マイアミGPでは2度に渡って制限を上回る速度でピットレーンを走行した。