F1イギリスGP:メルセデスに戒告処分、ハミルトンの遅刻で…再発の場合は更なる懲罰
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ルイス・ハミルトンが木曜のFIA公式プレスカンファレンスに遅刻した事を受けF1イギリスGPのスチュワードは、所属先のメルセデスAMGペトロナスF1チームを戒告処分とする決定を下した。
チームにとってもドライバーにとっても母国レースという事で、ハミルトンのスケジュールはいつも以上に過密であり、パドックを移動する事も楽ではない。
スチュワードはこうした事情に理解を示しながらも、公式会見は「規則で義務付けられている活動であり、アクセスが制限されているドライバーに話を聞きたいというメディアの関心は高く、遅刻はその妨げになることも事実」だと指摘した。
ただその一方で、イベント開幕前の活動に関する遅刻であった事から、プラクティスや予選、決勝レースに対して影響を及ぼすものではなく、更には、木曜のドライバーの活動はチームコーディネーターの指示に従うところが大きいとして、ハミルトンではなくメルセデスを戒告処分とした。
また、同様のケースが繰り返された場合には更なるペナルティを検討する可能性があると警告した。