スパ・フランコルシャンのオー・ルージュ、ラディオンを駆け上がる角田裕毅(アルファタウリ)、2023年7月30日F1ベルギーGP決勝レース
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スパでのF1ベルギーGP、一時は脱落の危機も更なる開催契約確保との報道

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ベルギー国内の複数の報道によると、スパ・フランコルシャンは1年の契約延長を結んで2025年も引き続きF1ベルギーGPを開催する見通しで、近々、正式発表が行われる予定だという。

市場の急速な変化に伴い、ラスベガスやマイアミといった意欲的な開催地が次々と登場する中、鈴鹿やシルバーストン、モンツァと並びF1に欠かせないサーキットとしてファンから絶大な人気を誇るスパは近年、カレンダー脱落の危機に晒されてきた。

当初、ベルギーGPは2022年を最後にカレンダーから姿を消すと見られていた。だが、南アフリカGPの復活計画が頓挫した事で1年の契約延長が合意され、今年7月には2024年のカレンダーに組み込まれる事が明らかにされた。

例年ベルギーGPはサマーブレイク明けの初戦として8月末に開催されてきたが、今年はシーズン前半の最終戦として7月にレースが行われ、同国の血を引く予選6番グリッドのマックス・フェルスタッペンが後続を22.305秒引き離して8連勝を飾った。

本大会は3日間を通して前年より2万人多い38万人という記録的来場者数を記録した。

地元経済を活性化させるとしてベルギーのアレクサンダー・ドゥ=クロー首相は週末に先立ち、F1のステファノ・ドメニカリCEOに対してスパでのグランプリ開催を継続するよう直筆の書簡を送り、ワロン地域が「コース外の活動やイベント」を含め、グランプリに「数多くの財政投資」を行っていることを強調した。

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