ヤス・マリーナ・サーキットを周回するハースのニコ・ヒュルケンベルグ、2022年11月22日F1アブダビテスト
Courtesy Of Haas

2022年F1アブダビテスト総合結果:24名参加、フェラーリ1-2-3

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2022年F1ポストシーズン・アブダビテストではカルロス・サインツが1分25秒245のトップタイムをマーク。2番手にシャルル・ルクレール、3番手に若手枠でF1-75をドライブしたロバート・シュワルツマンが続き、フェラーリがトップ3を独占した。

ヤス・マリーナ・サーキットで11月22日(火)現地9時から18時まで公式ランチブレイクなしに行われた。チームは2台を投入。1台は来季仕様のピレリタイヤのテストに、もう1台はグランプリ参戦経験が2戦以下の若手ドライバーに割り当てられた。24名が参加した。

Pos Driver Team Time Gap Laps
1 カルロス・サインツ フェラーリ 1:25.245 65
2 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:25.383 + 0.138 56
3 ロバート・シュワルツマン フェラーリ 1:25.400 + 0.155 116
4 ピエール・ガスリー アルピーヌ・ルノー 1:25.689 + 0.444 130
5 マックス・フェルスタッペン レッドブル・RBPT 1:25.845 + 0.600 76
6 アレックス・アルボン ウィリアムズ・メルセデス 1:25.959 + 0.714 118
7 ローガン・サージェント ウィリアムズ・メルセデス 1:26.063 + 0.818 82
8 ニック・デ・フリース アルファタウリ・RBPT 1:26.111 + 0.866 151
9 ランス・ストロール アストンマーチン・メルセデス 1:26.263 + 1.018 70
10 リアム・ローソン レッドブル・RBPT 1:26.281 + 1.036 111
11 ジャック・ドゥーハン アルピーヌ・ルノー 1:26.297 + 1.052 111
12 フェルナンド・アロンソ アストンマーチン・メルセデス 1:26.312 + 1.067 97
13 セルジオ・ペレス レッドブル・RBPT 1:26.333 + 1.088 88
14 オスカー・ピアストリ マクラーレン・メルセデス 1:26.340 + 1.095 123
15 フェリペ・ドルゴヴィッチ アストンマーチン・メルセデス 1:26.595 + 1.350 106
16 バルテリ・ボッタス アルファロメオ・フェラーリ 1:26.709 + 1.464 129
17 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:26.750 + 1.505 67
18 ランド・ノリス マクラーレン・メルセデス 1:26.890 + 1.645 115
19 ニコ・ヒュルケンベルグ ハース・フェラーリ 1:27.000 + 1.755 110
20 角田裕毅 アルファタウリ・RBPT 1:27.123 + 1.878 135
21 ピエトロ・フィッティパルディ ハース・フェラーリ 1:27.172 + 1.927 99
22 フレデリック・ベスティ メルセデス 1:27.216 + 1.971 124
23 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:27.240 + 1.995 73
24 テオ・プルシェール アルファロメオ・フェラーリ 1:27.591 + 2.346 106

テスト種別、コンパウンド、エンジンモードや搭載燃料量が全く異なるため、タイムシートにさほど大きな意味はない。ただそれでもF1到達を目指す若手や移籍・復帰組にとっては貴重な走行の機会となった。

最多151周を重ねたのはニック・デ・フリース。来季アルファタウリのチームメイトとなる角田裕毅も135周を走り込み、それぞれ8番手と20番手でクルマを降りた。

アルピーヌでの初仕事に臨んだピエール・ガスリーは最終盤に4番手を叩き出し、その後ろには2022年のF1ワールドチャンピオン、マックス・フェルスタッペンが続いた。

注目の若手、オスカー・ピアストリはテクニカルトラブルに見舞われ走行時間を失うなど難しい1日を強いられたが、123周を走り込んで14番手をマークした。

ハースからの4年ぶりの復帰が決まったニコ・ヒュルケンベルグもトラブルに足を引っ張られた。110周を重ねて19番手を刻んだ。

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