求婚から19年…フェラーリ元F1代表、ジャン・トッドが女優ミシェル・ヨーと遂に結婚
ミハエル・シューマッハと共に、チーム代表としてかつてフェラーリF1黄金期を築き上げたジャン・トッド(77歳)が7月27日、プロボーズから19年を経て、アジア系出身者として初めてアカデミー主演女優賞を受賞したミシェル・ヨー(60歳)と遂に結婚した。
スイス・ジュネーブで行われた式には、かつての部下である元F1ドライバーのフェリペ・マッサやトッドの後任としてスクーデリアを指揮した現F1最高経営責任者(CEO)のステファノ・ドメニカリら多くのF1関係者が駆けつけた。
マッサがSNSに公開した結婚式のプログラムによると、2人は2004年6月4日に上海で出会い、トッドがプロボーズをしてミシェル・ヨーが同意した同年7月26日から6992日後の27日に挙式した。
1946年2月25日にフランスで生まれたトッドは、ラリー競技を通してモータースポーツの世界に足を踏み入れ、コ・ドライバーとして世界ラリー選手権(WRC)に参戦。引退後はチーム運営に携わり、チーム監督として1992年と1993年のル・マン24時間レースで連覇を果たした。
ルカ・ディ・モンテゼーモロに勧誘され1993年にマラネロの伝説的F1チームに加わると、ミハエル・シューマッハ、ロス・ブラウン、ロリー・バーンを引き抜き、1999年から2004年までのシューマッハによるドライバーズタイトル5連覇、そしてコンストラクターズ選手権6連覇(1999~2004年)を果たした。ミシェル・ヨーと出会ったのはちょうどこの頃だった。
そして2008年にフェラーリを去ると、翌2009年から2021年まで国際自動車連盟(FIA)の会長職を務めた。