インタビューに応えるスクーデリア・アルファタウリの角田裕毅、2022年4月22日F1エミリア・ロマーニャGP
Courtesy Of Red Bull Content Pool

角田裕毅、ガスリー上回るもQ1敗退「まだやれる自信はある」

  • Published:

スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は22日(金)に行われたF1エミリア・ロマーニャGP予選でチームメイトを上回ったものの、16番手とQ1敗退を喫した。Q2を前に姿を消したのは、トラブルにより出走できなかったサウジアラビアを含めて今季3回目だ。

ウェットコンディションとなった直前のFP1では9番手と、上々のスタートを切ったものの、路面が乾き、急速に進化する状況で行われた予選Q1では競争力を欠き、1000分の4秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)に蹴落とされた。

母国レースを前に車高のウインドウを広げるための改良型フロアや、後方気流改善のためのフロントブレーキダクト、更には新型ディフューザーを持ち込んでパフォーマンス改善に取り組んでいただけに、僚友ピエール・ガスリー共々Q1ノックアウトを喫した事はアルファタウリにとって失望の結果と言える。

Q1敗退も「まだやれる自信はある」

角田裕毅
予選: 16位 1分20秒474 / FP1: 9位 1分33秒611

新しいアップデートを投入したので中団上位を争えると期待していたのですが、今日はかなり苦戦してしまい、特にパフォーマンスは望んでいた程でも十分でもありませんでした。

チャンスを最大限に活かせなかったのは残念ですが、明日はスプリント、そして日曜は決勝と、2つのレースが控えており、可能性は十分に残っています。

ここは僕らのホームコースですし、イモラは大量に走り込んできた場所ですので、残りの週末を最大限に活かしていきたいと思います。

明日の天候がどうなるかは分かりませんが、まだレースが終わったわけではありませんし、今も十分に自信を持っています。


ポールポジションはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)をコンマ8秒差で退けた。3番手には1.1秒遅れでランド・ノリス(マクラーレン)が続く結果となった。

F1エミリア・ロマーニャ・グランプリ2回目のフリー走行は日本時間4月23日(土)19時30分から、スプリントは23時30分からイモラ・サーキットで開催される。

F1エミリア・ロマーニャGP特集