ウィリアムズF1チームのガレージ内を撮影するNetflix「Drive to Survive」のカメラ、2023年
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人気に陰り?NetflixのF1番組「Drive to Survive」シーズン6、厳しい出だし…低下傾向止まらず

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NetflixのF1ドキュメンタリー「Formula 1: Drive to Survive(邦題:栄光のグランプリ)」の最新シーズン6は、リリース開始3日間の再生時間が前シリーズと比べて15.4%減少した。

2023年シーズンのFIA-F1世界選手権を題材としたシーズン6は、バーレーンテストの最終日、2月23日(金)に配信が開始された。

NetflixのF1ドキュメンタリー「Drive to Survive」の配信開始3日間の視聴数とランキングを伝えるグラフィックCourtesy Of Netflix

NetflixのF1ドキュメンタリー「Drive to Survive」の配信開始3日間の視聴数とランキングを伝えるグラフィック

Netflixの発表によると25日(日)までの3日間の視聴数は290万回で、再生時間は2,180万時間(いずれも英語配信の数値)だった。週間ランキングは6位に留まった。

2023年2月24日公開のDrive to Surviveのシーズン5はリリース開始3日間で2,576万時間を記録しており、15.4%減少した形だ。

なお、2,801万時間を記録したシーズン4と比較すると22.2%の減少で、右肩下がりの傾向が続いている。

Drive to Surviveは米国におけるF1人気の火付け役として知られており、人気の高まりを背景に現在ではオースティンに加えてマイアミとラスベガスでグランプリレースが行われている。

現時点でシーズン7についてのアナウンスはないが、先週のバーレーンテストでNetflixのカメラクルーがサーキットに到着したレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表とエイドリアン・ニューウェイを追う様子が確認されており、近日中に契約更新が発表されるものと見られる。

NetflixのF1ドキュメンタリー「Drive to Survive」の撮影に臨むニック・デ・フリース(アルファタウリ)、2023年Courtesy Of Netflix

NetflixのF1ドキュメンタリー「Drive to Survive」の撮影に臨むニック・デ・フリース(アルファタウリ)、2023年

シーズン6の全10話は以下の通り。

1. 大富豪の夢

アストンマーティンのローレンス・ストロール会長は、チームを世界一に押し上げるためならどんな手段も辞さない覚悟だ。だが彼の夢の実現は、新シーズン開幕前に頓挫の危機に直面。

2. ステップダウン

今季正式にF1デビューを果たしたニック・デ・フリース。初戦に臨む彼に大きな期待が寄せられるが、重圧が増すなか十分な成果を出せずに苦戦する。

3. 高まるプレッシャー

昨シーズンの低迷から挽回を目指すマクラーレン。だが花形ドライバーのランド・ノリスは、マシンの不調で苦戦を強いられ、他の選択肢を探り始める。

4. 最終章

ハースとウィリアムズの間で最下位争いが展開。両チームとも状況を打破しようともがくなか、一方は伝統的なやり方を貫き、他方は大胆な新風を吹き込む。

5. 内輪もめ

アルピーヌのエステバン・オコンとピエール・ガスリーは子供の頃からレースで競い合ってきた仲。同じチームのドライバーとなった2人は、積年のライバル意識にケリをつけることはできるのか?

6. 勝利を信じて

長年にわたりメルセデスに忠実に貢献してきたルイス・ハミルトン。だが何をおいても勝つことを優先させなければならない。契約更新を控えた今、彼は難しい決断を迫られる。

7. セ・ラ・ヴィ

ハリウッド俳優たちから出資を受けたアルピーヌ。チーム代表へのプレッシャーが高まるなか、ドライバーの不満は募り、期待外れの結果が続く。現状を打破するには、流れを変えなければならない。

8. フェラーリの底力

フェラーリはイタリアでは一種の宗教。チームの勝利を祈る熱狂的なファンが見守る中、モンツァにチームが到着。新チーム代表のフレッド・バスールに注目が集まる。

9. 苦渋の選択

ダニエル・リカルドが念願のサーキット復帰を果たすも、走行中の事故で怪我を負い、再び欠場を余儀なくされる。代役として、新人のリザーブドライバーが参戦することに。

10. 赤か黒か

シーズン終盤を迎えるなか、コンストラクターズの優勝チームはすでに確定。僅差で2位の座を狙うメルセデスとフェラーリの間で、大激戦が展開する。