デ・フリース、アルファタウリ代表の”信頼喪失発言”を受けチーム内の雰囲気を説明

報道陣の質問に答えるニック・デ・フリース(アルファタウリ)、2023年3月30日F1オーストラリアGPCourtesy Of Red Bull Content Pool

アルファタウリのボス、フランツ・トスト代表の”エンジニア信頼喪失発言”を受けてニック・デ・フリースがチームの雰囲気について説明した。

前戦サウジアラビアGPでトストは、「AT04」に期待されていた性能向上がもたらされなかった事を受け、エンジニアに対する信頼は失われたとぶちまけた。

Courtesy Of Red Bull Content Pool

2023年3月17日のF1サウジアラビアGP会見でマイクを握るアルファタウリのフランツ・トスト代表

アルファタウリはグランドエフェクトカーの導入によって敗者へと転じたミッドフィルダーの一つだ。2021年にはコンストラクターズ選手権6位を手にしたものの、昨年は僅か35ポイントに留まり9位に転落した。

ある種の衝撃を持って受け止められた上司の例の発言についてデ・フリースは、第3戦オーストラリアGPの開幕前日に行われた記者会見の中で「正直なところ、チーム内の雰囲気は素晴らしいと思う」と語った。

「発言に関わらず違いはないように感じているし、すこし文脈から外れて解釈されたんじゃないかな。誰もが困惑してる」

「僕らは誰もが、勝利を重ねて支配的なパフォーマンスを発揮しているレッドブルのように速くありたいと思っていて、そのために努力を重ねているし、自分たちの仕事に情熱を持っている」

「僕としてはチーム内の雰囲気に変化はないと思っているし、今の状況に満足してる。僕ら全員が、これからも前進し続けていきたいと思っているのは確かだ」

エンジニアに対する姿勢と同じように、トストはドライバーに対しても厳しいのかとの質問に対しては「それは僕より経験があるピエールに聞くべきだろうね」と返し、隣に座っていたピエール・ガスリー(アルピーヌ)に振った。

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談笑するアルファタウリのニック・デ・フリースとフランツ・トスト代表、レッドブルのヘルムート・マルコ、2023年3月18日F1サウジアラビアGP

前戦サウジアラビアGPではホンダRBPT製パワーユニットのトラブルによりFP3の欠場を余儀なくされるなど、相次ぐトラブルという不運に見舞われた。だがデ・フリースはそれには目を向けず、自身の走りを批判する。

FP3の欠場を強いられた事がレース後のフラストレーションの一因なのかと問われたデ・フリースは「僕らは小さな一歩を踏み出し、前向きに励み、トップ10との差を縮めていかなきゃならない立場にあると思ってる」と答え、焦点を自身のパフォーマンスに当てた。

「終盤の8周はかなりの競争力があったし、前向きな要素もあったと思うけど、トラフィックの中では必ずしも十分じゃなかったように思う」

「特にハードを履いていた再スタートの時は、タイヤを作動させるのに時間がかかりすぎてしまった。だから、自分自身に批判的だったんだ。あのような場面においては、十分な仕事ができなかった」

「とは言え、2レースを終えて少しずつでも前進していることを実感しているし、それが励みになっている。願わくば今週末も前進を続けて、ポイントをかけて争えればと思ってる」

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ファンからの写真撮影の求めに応じるニック・デ・フリース(アルファタウリ)、2023年3月30日F1オーストラリアGP

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