ありがとうダニエル・リカルド…レッドブル開発拠点ミルトンキーンズと最後のお別れ
ダニエル・リカルドは11月30日、レッドブル・レーシングの開発拠点である英ミルトンキーンズのファクトリーを訪れ、メンバーに最後の別れを告げた。29歳のオージーは今季限りでレッドブルとの10年に渡る関係に終止符を打ち、来シーズンはルノー・スポールに移籍する。
F1カレンダーはヨーロッパからアジア、そしてアメリカ大陸へと世界中を転戦するため、意外にもドライバーがファクトリーを訪れる機会はあまり多くない。リカルドにとってはこの日がファクトリーの同僚たちに別れを言う最後のチャンスとなった。
マックス・フェルスタッペンと共にファクトリーに到着したリカルドは、BMXを乗り回して工場内部を滑走した後、従業員たちのために2時間近くにも渡ってサインを書き続けた。チームメンバー達はサインを貰うためにマグカップや写真、ミニヘルメットなどを持ち寄り、長蛇の列を作った。
レース報告会の後には、クリスチャン・ホーナー代表とフェルスタッペンがリカルドとの思い出を振り返った。フェルスタッペンは、リカルドは素晴らしいチームメイトであり、レースウィークで一貫したパフォーマンスを示すことの重要性や、オーバーテイクの手法など、多くのことを教わったと明かした。
チームはリカルドとの思い出をまとめた映像を用意。上映会が行われた。またモトクロス好きのリカルドを喜ばせようと、トライアルライダーのドギー・ランプキンを招き、リカルドのためにカーナンバー「3」がプリントされたKTM 350 SXFをプレゼントした。
リカルドは2014年にトロロッソからレッドブル・レーシングへと移籍。優勝7回、ポールポジション3回、表彰台29回を獲得した。
Just a couple of BMX bandits descending on the factory 😂💪 #givesyouwings pic.twitter.com/gBGW9YCseS
— Oracle Red Bull Racing (@redbullracing) November 30, 2018
Bulls feeling the love in the factory today 👊😍 #givesyouwings pic.twitter.com/EO15whpvvf
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