元ルノーF1代表のシリル・アビテブール、レース用ヨット製造会社「CDKテクノロジーズ」のCEOに就任

CDKテクノロジーズの最高経営責任者(CEO)に就任した元ルノーF1チーム代表のシリル・アビテブールcopyright e-declic - CDK Technologies

2015年から2021年までルノーF1チームのCEOを務めていたシリル・アビテブールが、レース用ヨットの製造を手掛ける「CDKテクノロジーズ」の最高経営責任者(CEO)に就任した。

ロンドンとパリを拠点とする投資会社「インスパイアリング・スポーツ・キャピタル」は3月24日(木)、CDKテクノロジーズの株式の過半数を取得した事と合わせて、フィリップ・ファックの後任としてアブテブールのCEO就任を発表した。

1984年に設立されたCDKテクノロジーズは、世界一周最短記録を競う「ジュールベルヌ・トロフィー」や、世界一周のヨットレースとして名高い「オーシャンレース」など、洋上レースの舞台で名を馳せるプロトタイプヨットの建造を専門とするフランス企業だ。

エンジニアであり、ルノーF1チームの元CEOでもあるアビテブールは今後、15年に渡るモータースポーツ・キャリアを通して培った幅広いスキルを活かし、CDKテクノロジーズを率いていく事になる。

アビテブールは、グループ・ルノーのルカ・デメオCEOがルノーF1チームをアルピーヌへのリブランドした際に解任され、その後、F1エンジンの製造でルノーと協業するメカクロームのアドバイザーを務めていた。

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了