フランコ・コラピント、F1週末デビューへ…ウィリアムズからイギリスGPフリー走行に参加
フランコ・コラピントが2024年のF1第12戦イギリスGPのFP1でウィリアムズFW46をドライブし、グランプリ週末デビューを飾ることが発表された。
21歳のアルゼンチン人ドライバーは7月5日(金)にシルバーストン・サーキットで開催される週末最初のプラクティスで、ローガン・サージェントに代わって作業を担当する。
コラピントはアブダビで行われた昨年のヤングドライバーテストでFW45をドライブしているが、F1プラクティスでの走行は今回が初。ファン・マヌエル・ファンジオやカルロス・ロイテマンらアルゼンチン人F1ドライバーの仲間入りを果たすことになる。
金曜午前のFP2セッション以降はサージェントがアレックス・アルボンと並びステアリングを握る。
FIA-F3選手権でのルーキーシーズンを経て、コラピントは昨年1月にウィリアムズの若手ドライバー育成プログラムに加入。今季はFIA-F2選手権へとステップアップし、イモラでの優勝とバルセロナ及びオーストリアのフィーチャーレースでの表彰台を含め、4回のポイント獲得を経て現在ランキング5位につけている。
ウィリアムズのスポーティングディレクターを務めるスベン・スミーツは「フランコはF2デビューシーズンを非常に有望な形でスタートした。過去2年間の活躍に対し、初のFP1セッションで報いることができて嬉しく思う」と語った。
フリー走行デビューに向けてコラピントは「色んな感情が渦巻いている。本当に嬉しい。これは僕の人生とキャリアにとって本当に重要な瞬間だ。できる限り準備を整え、シミュレーターで多くのラップを重ね、今年のクルマをドライブするために必要な詳細を学ぶつもりだ」と語った。
F1競技規定に基づき、全てのチームはシーズン中に少なくとも2回のプラクティスで、F1参戦経験が2戦以下のドライバーを起用しなければならない。