レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングでのインディカーデビューに向けてシート合わせを行うアルピーヌF1育成のクリスチャン・ルンガー (1)
Courtesy Of Alpine Racing

アルピーヌF1育成クリスチャン・ルンガー、佐藤琢磨擁するRLLからインディカーデビュー

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F1に参戦するアルピーヌ・アカデミー所属のクリスチャン・ルンガーが、8月14日にインディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)のロードコースで開催される第12戦でインディカー・デビューを果たす事が決まった。

20歳のデンマーク人ドライバーは7月26日のバーバー・モータースポーツ・パークでのテストを経て、佐藤琢磨擁するレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)の3台目のステアリングを握る。

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングでのインディカーデビューに向けてテストを行うアルピーヌF1育成のクリスチャン・ルンガーCourtesy Of Alpine Racing

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングでのインディカーデビューに向けてテストを行うアルピーヌF1育成のクリスチャン・ルンガー

ルンガーは今シーズンの全てのインディカーのレースを観戦していた事を明らかにした上で「先月のテストで本当に良い感触を得る事ができたし、様々な作業に取り組んできた」として、デビューに向けての準備は整っていると語った。

RLLの共同オーナーであるボビー・レイホールはテストでのルンガーについて「クリスチャンの仕事ぶりには大変満足している」とする一方、練習時間が限られている事からレース週末のパフォーマンスについては「過度な期待は抱いていない」とも語った。

ルンガーの北米オープン・ホイールへの参戦についてアルピーヌのレーシングディレクターを務めるダビデ・ブリビオは、F1デビューを目的としたアカデミーの趣旨から逸脱するものではないと強調した。

「FIA-F2選手権への参戦から2シーズンが経過した今、我々は次のステージに向けてさまざまな選択肢を検討している」とブリビオ。

「今回の件に関しては、単にこれまでとは異なる種類のマシンと環境を楽しみ、ハードワークを重ねてコース上での成果を出す事に集中するものだ」

アルピーヌF1育成のクリスチャン・ルンガーの名前が刻まれたレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのインディカーマシンCourtesy Of Alpine Racing

アルピーヌF1育成のクリスチャン・ルンガーの名前が刻まれたレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのインディカーマシン

ルンガーはシングルシーターデビューを果たした初年度にSMP F4選手権で9勝、7ポールポジションに加え、10度のファステストラップを刻んでチャンピオンを獲得。更に、平行参戦していたスペインF4でも王座に輝いた。

翌2018年にはフォーミュラ・ルノー・ユーロカップで選手権2位を獲得。2019年にARTグランプリからFIA-F3選手権に参戦すると、翌年にFIA-F2選手権へのステップアップを果たしてランキング7位に輝いた。

F2での2シーズン目を迎えた今年は12レースを終えて表彰台2回と不本意な結果が続いており、ポイントランキングでは12位に甘んじている。

佐藤琢磨の去就が不透明な事もあり、ジャック・ハーベイの移籍が強く囁かれるなど、来季のRLLのシートはドライバーズマーケットの注目の一つとなっており、オリバー・アスキューやアントニオ・フェリックス・ダ・コスタの名が取り沙汰されている。

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングでのインディカーデビューに向けてシート合わせを行うアルピーヌF1育成のクリスチャン・ルンガー (2)Courtesy Of Alpine Racing

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングでのインディカーデビューに向けてシート合わせを行うアルピーヌF1育成のクリスチャン・ルンガー (2)