ルクレール「たった1つだけど」角田裕毅の前を確保、攻め過ぎて最前列逃したサインツ「さほど悔しくはない」
スクーデリア・フェラーリは6月18日のF1カナダGP公式予選でシャルル・ルクレールが15番手、カルロス・サインツが3番手タイムを刻んだ。
パワーユニット交換ペナルティにより最後尾スタートが決まっていたルクレールはQ1のみタイムを計測。同じく降格が科される角田裕毅の前に出た後、残りのセッションを欠場した。
一方のサインツは上位争いに絡んでいたものの、Q3の最終コーナーでマシンを滑らせてしまい、同郷の大先輩、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)にフロントローを許す3番手グリッドに甘んじた。
フェラーリ:F1カナダGP予選を終えて
シャルル・ルクレール予選: 15位
今週末に可能なベストなスタートポジションを確保できた。重要なのはマシンのフィーリングが良かった事、そしてレースを前に、もう少しだけ周回を重ねられた事だ。
ユーキ(角田裕毅)の前で予選を終える事ができた。たった1つのポジションだけど、この手の週末にはどんな些細な事も助けになる。明日は全力を尽くす事に集中するよ。
カルロス・サインツ予選: 3位
今日はペースが良かったし、トリッキーなコンディションだった事を思えば、全体的に良い予選になったと思う。
最終ラップの最終セクターは”オール・オア・ナッシング”といった状況で、最後のシケインで少しばかりプッシュし過ぎてしまい、その代償としてフロントローを逃す結果になった。
残念ではあるけど最後の最後まで良いバトルができたから、さほど悔しくはない。僕としてはそれでも取りに行かなきゃならなかったし、このコースでの3番グリッドは悪いポジションじゃないしね。
今週末は終始ペースが良い。明日は全力を尽くすつもりだ。面白いレースになるだろうし、本当に楽しみにしている。
雨が降る状況で行われた2022年のF1カナダグランプリ予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得。2番手はフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)という結果となった。
2022年F1カナダグランプリ決勝レースは日本時間6月19日(日)27時にフォーメーションラップが開始され、1周4,361mのジル・ビルヌーブ・サーキットを70周する事でチャンピオンシップを争う。