ジェンソン・バトン
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【モナコGPでF1復帰】モナコウィナーのジェンソン・バトン「ポイント獲得のチャンスがある」

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インディアナポリス500に参戦するためにF1モナコGPを欠場するフェルナンド・アロンソ。ストフェル・バンドーンの相方を務めるのはやはりジェンソン・バトンだった。

4月14日、マクラーレン・ホンダは同チームのリザーブドライバーであるジェンソン・バトンのモナコGP出場を正式に発表した。バトンの復帰は第6戦モナコGPの1戦のみ、第7戦カナダGPはアロンソがカムバックする。代役ドライバーの発表のなかったインディ500参戦記者会見。バトンは会見の5時間後に、自身のTwitterで「なんでこんなに着信履歴があるの??」と投稿。モナコ参戦の可能性を匂わすツイートを残していた。

プレスリリース内容

「F1への復帰を嬉しく思ってるよ。復帰レースをする上でモナコ以上のグランプリは他にないからね」とバトン。バトンは2009年のモナコGPで優勝しており、同グランプリの舞台であるモンテカルロ市街地コースは最も好きなコースの1つだと語っている。

ジェンソン・バトン

「マクラーレン・ホンダは難しいシーズンのスタートを切ったけど、オーストラリアや中国などの高速サーキットに比べたらモナコは僕らのマシンにあってると思うんだ。確かに、2009年みたいに勝利できるとは思えないけど、コンストラクターズランキングではチームにとってとても貴重なポイントを獲得する機会があると思うよ」

「フェルナンドには、インディをただ上手くやってのけるってだけじゃなくて、楽しんでもらえたらなと持ってるよ。彼にとっては素晴らしい経験になるだろうね。彼は超高速サーキットでの走行経験はないけど、優秀なドライバーだしとても経験豊富だから、すばやく学習して対応するんじゃないかと期待してるよ。モナコGPが終わったらテレビでインディを観戦するつもりさ。楽しみだよ」

「モナコGPに向けてマクラーレンのシミュレーターで予め練習するつもりだから、準備については問題ないと思うよ。最近はトライアスロンのトレーニングをたくさんしてるから、体力面ではバッチリさ。昔のF1仲間達に会えるのも嬉しいし、ファンに喜んでもらえたらいいなと思ってる」


バトンと同郷のルイス・ハミルトンは先日「僕はジェンソンに戻ってきて欲しいよ。F1にとってはジェンソンが戻ってくるのは素晴らしいことだからね」と語り、アロンソの代役にはバトンを望んでいるとの考えを示していた。参考:ハミルトン「ジェンソンが好き」モナコでのアロンソの代役にジェンソン・バトンを望む

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