ブラジルGPのストフェル・バンドーン
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両サイドからサンドイッチ…無念のリタイヤ バンドーン「入賞できたはず、悔しい」F1ブラジルGP《決勝》

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スタート1周目でサスペンションにダメージを負った事でブラジルGPでリタイヤに追い込まれたストフェル・バンドーンは、回避不能なアクシデントによって入賞の望みが高かったグランプリを0ポイントで終えた事への悔しさを滲ませた。

レース開始直後の2コーナーで、イン側からケビン・マグヌッセン、アウト側からダニエル・リカルドに挟まれ、バンドーンはサンドイッチ状態となった。行き場を無くしたバンドーンに両者が接触、フロントサスペンションは損傷しマシンは再起不能となった。リカルドはレースを続行したもののバンドーンとマグヌッセンはリタイヤ、この件は審議にかけられたがスチュワードはレースアクシデントと判断し不問とした。

初日金曜には「ロングランペースは今シーズン最高レベル」と手応えを感じていただけに、取れるはずのポイントを落としたバンドーンは残念がった。バンドーンとは対照的に、僚友フェルナンド・アロンソは6番手からスタートし8位でフィニッシュ、4ポイントを獲得し”最高の週末”と歓喜した。

事故は避けられなかった

ストフェル・バンドーン決勝: リタイヤ, スタート: 12位

望んでたレースじゃなかったって事は間違いないね。実際本当に良いスタートだったんだ。オコンとグロージャンと良いバトルをして追い抜きかけた時は危うくぶつかりになっただけで済んだけど、その後の2コーナーでマグヌッセンとリカルドに挟まれて行き場所を失いクラッシュ。レースは不運にもそこで終わってしまった。僕からしてみれば、あの事故を避ける術はなかったよ。

今日はポイント獲得のチャンスを逃してしまった。レースペースは金曜日の時点で本当に良かったし手応えもあったのにね。すごく暑かったコンディションと確実なスタートが出来てた事を考えると、今日は入賞出できたはずだから本当に悔しいよ。


レースは、2番グリッドスタートのセバスチャン・ベッテルがポールのバルテリ・ボッタスを抜き去り優勝。予選ノータイム最後尾スタートのルイス・ハミルトンは、16台を追い抜く猛追をみせ4位入賞を果たした。路面温度は60度を超えていたが、タイヤのタレは少なく1ストップ作戦が主流となった。決勝の詳細は、2017年F1ブラジルGP決勝順位結果を参照されたい。

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