10日土曜に行われたF1第20戦ブラジルGP予選を20番手最下位で終えたマクラーレンのストフェル・バンドーンは「博打でも打たない限り決勝で順位を上げるのは不可能」と述べ、日曜のレースに向けて絶望的な展望を示した。

チームメイトのフェルナンド・アロンソも18番手に終わり、マクラーレンは今季6度目の2台同時Q1ノックアウトと相成った。予選を振り返るバンドーンの発言からは希望の光が全く感じられない。

博打でも打たない限り決勝で順位を上げるのは不可能

ストフェル・バンドーン予選: 20位, FP3: 20位

これ迄のところ、僕らマクラーレンにとって最高の週末じゃないね。今朝のフリー走行では全くペースがなかった。悲しいかな、予選結果がそれを物語ってるよね。予選では僕らに有利なタイミングで雨が降る事もなかったし、ウエットの恩恵を得ることもなかった。

明日は何が出来るだろうね。失うものは何もないから、天気次第では博打に打って出る事はできるかもね。そうでもしなきゃ順位を上げるチャンスなんて何もないよ。この前のメキシコGPでは、タイヤのデグラデーションが僕らに有利に作用したけど、ここではそれも期待できそうにないし、天気が見方してくれる事を祈るばかりだよ。

ポールポジションはメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。2番手はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。3番手にはバルテリ・ボッタスが続く結果となった。

2018年F1第20戦ブラジルグランプリ決勝レースは、日本時間11月11日(日)26時10分から行われ、1周4309mのインテルラゴスを71周する事で勝敗を決する。

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