F1ブラジルGPの会場インテルラゴス・サーキットでメディアインタビューを受けるルノー・スポールのニコ・ヒュルケンベルグ 2018年11月8日copyright Renault

ヒュルケンベルグ、初ポールの思い出の地でクラッシュ「縁石に乗り過ぎてしまった」F1ブラジルGP《初日》2018

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ルノー・スポールのニコ・ヒュルケンベルグは、自身がキャリア初ポールを飾った思い出の地インテルラゴス・サーキットでクラッシュし、貴重な練習セッションを棒に振る事となった。

9日金曜のF1ブラジルGPフリー走行2のセッション開始早々、ヒュルケンベルグは最終コーナーからの脱出の際に縁石を乗り越えマシンコントロールを喪失。外側の鉄製バリアに激突し、マシンの右ホイールとサスペンションに大きなダメージを負った。

「ラストコーナーでちょっとワイドに膨らみ過ぎてしまったんだ」とヒュルケンベルグ。クラッシュの詳細を説明した。「その結果、縁石に乗りすぎてしまった。多分やり過ぎたんだと思う」

「マシンのフロアが底を打ってしまい、後はご覧の通りだ。僕にはどうする事も出来なかった。芝に出てしまいグリップを完全に失った。その後は為す術もなくウォールにヒットしてしまった。初日にクラッシュするなんて理想とは程遠い。でも残念な事にそういう形になってしまった」

マシンのリアがかなりの損傷を受けているためギアボックス交換が懸念されているが、ヒュルケンベルグ本人はグリッド降格は避けられるものと見込んでいる。6戦連続使用に満たない状況下でのギアボックス交換には、決勝レースでの5グリッド降格が科せられる。

「バリアを避ける事が出来ず悔しい。チームのみんなに余計な仕事を強いる事になってしまった。カルロス(サインツ)が建設的な一日を過ごしてくれたのが不幸中の幸いだ。彼が集めてくれたデータを元に、明日は朝から全力で走れる事を願うよ」

ヒュルケンベルグは現在69ポイントを得てドライバーランキング7位につけており、8位のセルジオ・ペレスとポジションを争っているものの、その差は12点と大きく開いている。降格を免れ真っ当にレースを走る事が出来れば逆転される可能性は高くはない。

無冠のドイツ人ドライバーは、2010年の雨のブラジルGP予選でセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーを退けポールポジションを獲得。縁起の良いトラックでのレースに向けて期待を胸にサンパウロへと乗り込んだものの、開幕初日にミスを喫し出足をくじかれる事となった。

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