レッドブル・ホンダのアレックス・アルボン、インテルラゴス・サーキットにて
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アルボン、クラッシュするも前向き「まずまずの1日、ペースは良いし収穫大」F1ブラジルGP《初日》

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レッドブル・ホンダのアレックス・アルボンは、15日(金)に行われたF1第20戦ブラジルGP初日プラクティスでクラッシュを喫したものの「まずまずの一日だったし、パフォーマンスもペースも良いし、たくさんの収穫があった」と語り、前向きな姿勢を示している。

午前のFP1では、路面状況がウェットからドライへと徐々に変化。インターミディエイトで全体ベストタイムを刻んでいたアルボンは、最終盤にスリックタイヤを履いてタイム計測に向かったものの、ターン12へのアプローチで止まりきれずに芝生に飛び出し、右フロントからバリアに突っ込んだ。セッションはレッドフラッグ。そのままチェッカーフラッグとなった。

クラッシュするも前向き

アレックス・アルボンFP2: 9位, FP1: 1位

まずまずの1日だった。ウェットコンディションになったFP1は厄介だったしクラッシュしてるわけだから、当然理想的とは言えないけど、あれはブレーキの際にコントロールを失って、ほんの少しだけのコースオフに収まるはずだったんだけど、それがトラック上の最悪のエリアで起きた結果、ああなってしまったんだ。

チームのみんなの素晴らしい仕事のおかげで、FP2までにクルマを修復することができた。ミディアムタイヤの感触は良かったけど、その後に履いたソフトでの走行の時にフラットスポットを作ってしまったがために、これ以上タイムを縮める事はできなかった。

パフォーマンスはかなり良さそうだし、レースペースも力強かったから、今日は色々な収穫があった一日だった。ただし、僕の方はクリーンなセッションを過ごせなかったから、自分の実際のポジションがどこなのかは分からない。

このコースはドライビングという点だけでなく、天候という点でも本当に難しい。雨が降るとコース上に川ができてしまうしね。でも、僕はドライビングを楽しんでる。もっと走り込みが必要な状況だから、今はプッシュできる加減を少しずつ見極めてるところだ。インテルラゴスは昔ながらのコースだから、リズムを掴んで上手くまとめ上げる必要があるんだ。


初日をトップで締め括ったのはセバスチャン・ベッテル。2番手にはシャルル・ルクレールが続き、フェラーリが1-2体制を築いた。3番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンという結果となった。

2019年F1ブラジルグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間11月16日(土)24時から25時まで、公式予選は同27時から1時間に渡ってインテルラゴス・サーキットで開催される。

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