フェルスタッペン、相性良好と言えぬスパで3番手「今季最もメルセデスに接近できた」と手応え
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、8月29日(土)に行われたF1第7戦ベルギー公式予選を終えて決勝に向けての豊富と見通しを語った。
順当にQ3に進出したフェルスタッペンは、2番手につけたバルテリ・ボッタス(メルセデス)に1000分の15秒と迫る3番手タイムを記録。RB16との相性が良いとは言えないカレンダー最長となる7kmのパワーサーキットで、ポールポジションを獲得したルイス・ハミルトン(メルセデス)とのギャップを0.526秒に抑えた。
Pos | Driver | Team | Q1 | Q2 | Q3 | Laps |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ハミルトン | メルセデス | 1:42.323 | 1:42.014 | 1:41.252 | 15 |
2 | ボッタス | メルセデス | 1:42.534 | 1:42.126 | 1:41.763 | 17 |
3 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:43.197 | 1:42.473 | 1:41.778 | 17 |
4 | リカルド | ルノー | 1:43.309 | 1:42.487 | 1:42.061 | 11 |
フェルスタッペンを含めた上位3台は日曜のレースを中間コンパウンドのミディアムタイヤでスタートする一方、後方に続く4番手ダニエル・リカルド(ルノー)以下のトップ10ドライバーはソフトを履く。
ピレリのマリオ・イゾラはスタートタイヤの違いについて「特に第1スティントが注目だ。ミディアム勢はロングスティントが可能となるだろうが、ソフト勢はスピードという点でアドバンテージがある。この違いがレース序盤で大きなカギを握る事になるかもしれない」と語っている。
今季最もメルセデスに接近できた、と手応え
マックス・フェルスタッペン予選: 3位, FP3: 6位
全体として今週末はこれまでのところ本当に前向きだ。そもそもスパは僕らにとって難しい週末になると思っていたからね。でも蓋を開けてみたらバルテリに接近することができたし3番手は良い結果さ。
真っ当にラップをまとめる事ができた。僕は常に最速のマシンに気を払っているけど、今回は0.5秒遅れだった。今年のこれまでの予選の中で、一番メルセデスに接近したんじゃないかと思う。ここは僕ら向きのコースじゃないから、今回の予選結果にはみんな満足してるんじゃないかな。レースが楽しみだよ。
僕らとしてはウエットでもドライでも構わないけど、レース中に天候が変わるような事になれば盛り上がるだろうね。スパは予選で走るには素晴らしいし、レースはとかくエキサイティングだけど、もし昨年のホッケンハイムのように雨が降ればスペシャルなレースになるだろうね。
マシンバランスには満足しているし、良いステップを踏めたと思っている。あとはスタートが上手くいく事を祈りつつ、メルセデスを追い詰めるようにプレッシャーを掛けて、最大限の結果を引き出せるように頑張るよ。
2020年 F1ベルギーグランプリ決勝レースは、日本時間8月30日(日)22時10分にスタート。1周7,004mのスパ・フランコルシャンを44周する事でチャンピオンシップを争う。