アレックス・アルボン、2列目も可能だったとする一方で「ひとまずは5番手に満足」
9日(土)のF1ベルギーGP公式予選を5番手で終えたレッドブル・ホンダのアレックス・アルボンは、ダニエル・リカルド(ルノー)を上回る2列目4番手も可能だったとの認識を示す一方で、自身の走りの改善ぶりに手応えを得ているようで「ひとまずは5番手に満足」と語った。
Pos | Driver | Team | Q1 | Q2 | Q3 | Laps |
---|---|---|---|---|---|---|
3 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:43.197 | 1:42.473 | 1:41.778 | 17 |
4 | リカルド | ルノー | 1:43.309 | 1:42.487 | 1:42.061 | 11 |
5 | アルボン | レッドブル | 1:43.418 | 1:42.193 | 1:42.264 | 15 |
マックス・フェルスタッペンとのクイックラップのタイム差が課題となっているアルボンは、スパでのチームメイトとのギャップを0.486秒として、過去6戦と比べて一段階縮めてみせた。
ひとまずは5番手に満足
アレックス・アルボン予選: 5位, FP3: 4位
5番手に満足している。4番手も可能だったと思うけど、最終アタックのターン1で僅かにミスをしてしまい、それによってタイムを失ってしまった。実は、僕のベストラップはQ2のタイムだったんだ。まだまだ改善すべき点があるのは確かだけど、ひとまずは満足だよ。
今週末はFP1開始直後からクルマのフィーリングが良く、その状態がずっと継続している。マシンに施した微調整によって徐々にタイムを削ってこれているし、今のところポジティブな週末になっている。僕個人としても一歩前進できたと思うし、更に推し進めていきたい。
明日の決勝はマックス(フェルスタッペン)とは異なる戦略で、僕はソフトコンパウンドでスタートする。スパはターン1までの距離が短いからクリーンなスタートを切る事が大切だ。その後は様子を見ることになるけど、雨が降る可能性もあるからエキサイティングなレースになると思う。
ポールポジションはルイス・ハミルトン。2番手にはバルテリ・ボッタスが続きメルセデスがフロントローを独占。3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が続く結果となった。
2020年 F1ベルギーグランプリ決勝レースは、日本時間8月30日(日)22時10分にスタート。1周7,004mのスパ・フランコルシャンを44周する事でチャンピオンシップを争う。