セルジオ・ペレス、レッドブルでの2年目に気合い充分「去年より落ち着いてる」
レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスは2022年シーズンのFIA-F1世界選手権第1戦バーレーンGPに向け、昨年を通してチームとの関係を構築し、また、そのやり方を理解したとして、「去年より落ち着いてる」とリラックスした様子を見せる。
レッドブルはマックス・フェルスタッペンの相棒役について試行錯誤を重ねた。内部昇格生のピエール・ガスリーとアレックス・アルボンは共に、特に一貫性という点で期待に応えられず、チームはそれまでの伝統を打ち破り昨年、外部からペレスというベテランを起用した。
一発の速さでは確かにチームメイトに及ばなかった。だが慣れないチームとマシンというハンデを背負いながらもレース巧者として知られるメキシコ人ドライバーは度々、タイトル争いのライバル、ルイス・ハミルトンを抑える好走を披露し、フェルスタッペンのタイトル獲得を強烈にバックアップした。
去年より落ち着いてる
セルジオ・ペレスバーレーンGPに向けて
新しいシーズンが遂に始まる。楽しみだよ。
レッドブルでの2年目だから去年より落ち着いているし、チームの運営方法やレース哲学を正確に理解できているから、準備の整い具合も良い。
レギュレーションが変更され、マシンの事がまだ良く分かっていないという点で、全てのチームが同じ場所からシーズンを迎えることになるけど、僕らはバーレーンとバルセロナで本当に良いテストができた。
日曜のレースで旗が振られた時に誰がどの場所に来るのか本当に興味深いし、良いレースになるんじゃないかと思ってる。
2022年シーズンに向けて凄くワクワクしている。重要なのは年間を通じて一貫した走りをすることだ。戦いに向けて気合いは充分だ。
バーレーンGPの戦いの舞台となるのはプレシーズンテストでも使用されたバーレーン・インターナショナル・サーキット。1周5412mのコースで行われた公式テストではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が総合ベストタイムを刻んだ。
今年と同じくシーズンオープナーとして開催された昨年のバーレーンGPでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がフェルスタッペンとの大接戦を制し、5年ぶりの開幕ウィナーに輝いた。
F1バーレーンGPは日本時間3月18日(金)21時からのフリー走行1で幕を開ける。