ウィリアムズ「暑さを懸念も、カナダ同様入賞のチャンス」F1アゼルバイジャンGP 2017《Preview》
23日(金)に幕を開ける第8戦F1アゼルバイジャンGPに向けて、ウィリアムズのフェリペ・マッサとランス・ストロールがそれぞれコメントを発表した。マッサにとっては昨年6位フィニッシュしてポイントを獲得した縁起の良い場所であり、ルーキーのランス・ストロールにとっては全てが初体験となるバクー市街地コース。
バクーの今月の最高気温は既に39度を記録、テクニカル・ディレクターのパディ・ロウは、ドライバーとチームの双方にとって厳しい週末となる事を予想している。サーキット特性としては、同じ公道コースであるカナダとの類似点も多いため、今季のウィリアムズマシンFW40は、ストロールが初入賞を成し遂げたカナダ同様の競争力を発揮する可能性がある。
ウィリアムズ:F1アゼルバイジャンGPに向けて
フェリペ・マッサ失望のカナダの後だけにポイントが欲しい
このナイスな国とユニークなサーキットに戻ってくるのをほんとに楽しみにしてるよ。ここのトラックは街の中心にあるんだよね。たくさんの90度コーナーがある一方で、16コーナーから1コーナーまではずっと長い直線なんだ。去年僕らがすごく速いスピードを記録(昨年ボッタスが378km/hをマーク)した場所だし、2台ともがポイントを獲得したコースだね。早々と終わってしまったカナダGPの後だから良い結果が欲しいし、ポイントを獲得したいね。
ランス・ストロール早く自分の目で確かめたい
バクーは僕にとって全く新しい経験になるよ。ここへ来るのは初めてだし、去年のグランプリも他のレースをしてて見逃しちゃったんだ。シミュレーターにも乗ってないから、どんな感じかわからないよ。いつもシミュレーターに乗るのはレースに行く直前だからさ。聞いたところによると、すごくクールな場所って話だから、自分の目で見るのがほんとに楽しみなんだ。
新しい国に行く事と、フォーミュラーワンでの面白さを経験するっていうのは、また別のものなんだよね。この後のグランプリのサーキットは走った事があるから、とりあえずのところ、これが最後の”新しい経験”になりそうだよ。
2017年第8戦F1アゼルバイジャンGPは、6月23日(金)18時からのフリー走行で幕を開ける。開催日程・結果・最新ニュース・サーキットガイドなど、アゼルバイジャンGPに関する情報については、F1アゼルバイジャンGP特設ページをご覧あれ。