レッドブル1-2!ペレスは派手にクラッシュ / F1アゼルバイジャンGP《FP1》結果とダイジェスト

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今年で2回目の開催となるバクー市街地コースでのグランプリ、F1アゼルバイジャンGPとしての最初のセッションが23日(金)に行われた。午前の1回目のフリー走行でトップタイムを記録したのはマックス・フェルスタッペン、2番手にダニエル・リカルドが続いたことで、レッドブル勢が1-2スタートを切った。

スーパーソフトタイヤのフェルスタッペンは、昨年のFP1でルイス・ハミルトンが記録したトップタイムよりも2.025秒速い1分44秒410を記録した。3番手にはフェラーリのセバスチャン・ベッテル、4番手には好調フォース・インディアのセルジオ・ペレスが続く結果となった。


©F1

エンジン交換によって2台ともがグリッド降格ペナルティを受けることになるマクラーレン・ホンダ勢は、ストフェル・バンドーンがトップから3.036秒遅れの15番手、フェルナンド・アロンソが17番手とタイムシートの下部に沈んだ。

チャンピオンシップ争いで後がないキミ・ライコネンは、チームメイトの3番手ベッテルよりも1秒近く遅いタイムを記録し9番手に、何らかのトラブルを抱えていたと思われるトロ・ロッソ勢は、何とかタイムを計測したものの、セッション終盤での数周の走行に留まった。

セルジオ・ペレスがクラッシュ


©F1

セッション残り20分、フォース・インディアのセルジオ・ペレスがコース幅が著しく狭い8コーナーでクラッシュ。マシン右側が壁に打ち付けられて大破した事で、コース上に赤旗が提示されセッションは中断された。ペレスは昨年のFP3でも大きな事故を起こしている。

路面状況もさる事ながら、バクーはブレーキングポイントの見極めが難しいため、1コーナーを始めとして、コース外にオーバーランするマシンが多く見られた。タイヤを供給しているピレリによれば、グリップに関しては午後のFP2での走行を通して改善していくだろうとのこと。

2017年F1第8戦アゼルバイジャンGPフリー走行1(FP1)リザルト

Pos No Driver Team Time Gap Laps
1 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー 1:44.410 19
2 3 ダニエル・リカルド レッドブル・タグホイヤー 1:44.880 +0.470 22
3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:44.967 +0.557 20
4 11 セルジオ・ペレス フォースインディア・メルセデス 1:45.398 +0.988 16
5 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:45.497 +1.087 16
6 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:45.737 +1.327 19
7 31 エステバン・オコン フォースインディア・メルセデス 1:45.752 +1.342 24
8 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ・メルセデス 1:45.968 +1.558 25
9 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1:46.000 +1.590 18
10 26 ダニール・クビアト トロロッソ 1:46.617 +2.207 11
11 18 ランス・ストロール ウィリアムズ・メルセデス 1:46.649 +2.239 28
12 20 ケビン・マグヌッセン ハース・フェラーリ 1:46.721 +2.311 23
13 8 ロマン・グロージャン ハース・フェラーリ 1:46.837 +2.427 22
14 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1:47.217 +2.807 21
15 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン・ホンダ 1:47.446 +3.036 22
16 55 カルロス・サインツ トロロッソ 1:47.501 +3.091 13
17 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ 1:47.551 +3.141 20
18 30 ジョリオン・パーマー ルノー 1:48.525 +4.115 15
19 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー・フェラーリ 1:49.048 +4.638 19
20 9 マーカス・エリクソン ザウバー・フェラーリ 1:49.937 +5.527 21

コンディション

天気晴れ
気温27℃
路面温度54℃

セッション概要

グランプリ名 F1アゼルバイジャンGP
セッション種別 フリー走行1
セッション開始日時

サーキット

名称 バクー市街地コース
設立 2016年
全長 6003m
コーナー数 20
周回方向 時計回り

F1アゼルバイジャンGP特集

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