マクラーレン「ポイント獲得はハードワークの賜物」F1アゼルバイジャンGP 2017《決勝》

エリック・ブーリエcopyright mclaren.com

フェルナンド・アロンソが9位入賞を果たしたことで、待望の今シーズン初ポイントを手にしたマクラーレン・ホンダ。レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、この結果は今週末のハードワークの賜物だと語り、チームの面々の労をねぎらった。

25日(日)に行われたバクー市街地コースでのレースは、7台がチェッカーフラッグを受けることなくリタイヤする厳しい戦いとなったが、マクラーレン・ホンダの2人のドライバーは、数多発生したインシデントに巻き込まれることなく無事に完走を果たした。

マクラーレン:F1アゼルバイジャンGP決勝を終えて

エリック・ブーリエレーシングディレクター

今日我々が獲得した2ポイントのチャンピオンシップポイントは、今週バクーで取り組んだ全ての仕事の成果です。今週末、私はレース中に起こるであろう全てのチャンスを活かす必要があると言い続けてきました。今日我々がやってのけたのはまさにそういう事なのです。

どちらのドライバーもいつもの様に力強いレース運びを展開するとともに、不要なインシデントに巻き込まれないように注意していました。フェルナンドは全てのチャンスをモノにして素晴らしいレースをしてくれましたね。9位という結果は、彼が今日成し遂げた事の意味を十分に反映しているとは思っていません。

ストフェルもとても成熟したドライブを見せてくれました。ポイント圏内を走行していたザウバーの2台を捉えられるだけのペースはありましたが、彼らはこのサーキットで最も追い抜きのチャンスがある長いストレートで、ストフェルを寄せ付けませんでした。

非常に厳しい週末の後だけに、戦略チーム、エンジニア、そしてハードワークに明け暮れてきたメカニック達にとって、今日のポイントは心から待ち望んでいたものでした。我々は次のオーストリアGPでさらなるアップデートを用意していますが、彼らはそれによってステップアップを果たすための原動力となってくれることでしょう。


2017年第8戦F1アゼルバイジャンGP決勝の詳細については、決勝結果とダイジェストを参照されたい。なお、ホンダF1は次戦に新型パワーユニットの投入を予定している。

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