ピエール・ガスリー、大量得点に向け有望5番手「限界まで攻め込む事ができている」
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは6月4日(金)に行われた2021 F1第6戦アゼルバイジャンGP初日、午前のFP1で6番手を刻むと、FP2ではトップとコンマ4秒差の5番手タイムをマークした。
ファエンツァのチームはマシンが秘める高いポテンシャルを結果に繋げる事が出来ず、序盤数戦でロースコアに甘んじてきた。5戦を終えてコンストラクターズ選手権5位のアストンマーチンとのポイント差は1点。大量得点に向けて好発進を切った恰好だ。
この日は50度近くにまで上昇するなど路面温度が高く、バクー初投入となったC5コンパウンドのパフォーマンスが注目されたが、チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズによると、AT02は上手くタイヤを機能させる事が出来ているようだ。
有望5番手「限界まで攻め込む事ができている」
ピエール・ガスリーFP2: 5位, FP1: 6位
今日は午前のセッションで6番手、2回目のセッションでは5番手と、本当にポジティブな金曜日だった。クルマの感覚は凄く良く、限界までアグレッシブにプッシュできている。
1度か2度、行き過ぎてしまった事があったけど、クルマから最大限の力を引き出すためにはそれも必要な事なんだ。
今のところ本当に満足できる状態になっているし、これまでは特にスリップストリームを得たラップを走っていないから、明日に向けてまだ引き出せるポテンシャルがあるはずだ。
初日をトップで締め括ったのはセルジオ・ペレス。2番手にマックス・フェルスタッペンが続き、レッドブル・ホンダが1-2体制を築いた。3番手には低速で高い競争力を発揮するフェラーリのカルロス・サインツが続く結果となった。
F1アゼルバイジャングランプリ3回目のフリー走行は日本時間6月5日(土)18時から、公式予選は同21時から1時間に渡ってバクー市街地コースで開催される。