12位バンドーン「結果には表れていないが、全体的にはかなりポジティブ」F1オーストリアGP 2017《決勝》

austria-day3-vandoorne-2017copyright McLarenF1

13番手スタートのストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)は、途中ブルーフラッグ無視のドライブスルーペナルティーを受ける等、表面的にはあまり目立った活躍を見せられずにオーストリアGP決勝を12位でフィニッシュした。

自身初のポイント獲得に期待を寄せていたバンドーンは、結果にガッカリしていると語る一方で、トラブルフリーの今週末はかなりポジティブであったと評価した。バンドーンが搭載したホンダのスペック3エンジンは、チームメイトのアロンソのマシンに発生した問題に見舞われる事もなく、”慣らし走行”を完了した。

9日日曜の第9戦F1オーストリアGPを終えてバンドーンが発表したコメントを以下に紹介する。

バンドーン:決勝後コメント

ストフェル・バンドーン決勝: 12位, 予選: 13位

本音を言えば、12位という結果にちょっとガッカリしてるんだ。決勝レースでのペースを見ての通り、今日はポイントが取れるだろうと思ってたからね。(ペースは良かったから)すごく励みにはなったけど。

今週は全体的にかなりポジティブだったんだ。問題は起きなかったし、ペースもまあまあで、車はすごく乗りやすかった。残念なことに、何台かの車に突っかかってしまって追い抜けなかったよ。それが僕らの現状ってことでもあるんだけどさ。

ペナルティーを受ける事になっちゃったけど、僕らにはやるべき事(パーマーを捕らえるためにペースを上げていた)があったんだ。結果として見れば、ペナルティーのせいで失ったものはあまりなかったんじゃないかな。今日ポイントを稼げなかったのは残念、でも週末を通してのペースはチーム全体にとって良いことだよ。


マクラーレン・ホンダとしては目標としていたダブル入賞を果たせず残念なレースとなってしまった。特に、フェルナンド・アロンソは自身の過失ではない事故によって、オープニングラップでリタイヤを喫した。レーシングディレクターのエリック・ブーリエは「馬鹿げた事故で、全く受け入れ難い」と語り、事故の原因を作ったダニール・クビアトを非難している。

決勝レースの詳細については、2017年F1オーストリアGP決勝結果とダイジェストを参照されたい。

F1オーストリアGP特集

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