Wトップ10のアルピーヌ、アロンソはフロア損傷でQ3不振…スプリントと決勝を楽観視するオコン
アルピーヌF1チームは7月8日(金)に行われたF1第11戦オーストリアGP予選でエステバン・オコンがサウジアラビアGP以来となる6番手のベストリザルトを残し、フェルナンド・アロンソも9番手と、揃ってQ3進出を果たした。
惜しむらくはアロンソがフロアを損傷していた事だ。スポーティング・ディレクターを務めるアラン・パーメインは「フェルナンドはQ3の最初のランでフロアを損傷してしまった。パフォーマンスが低下してしまったのが少し残念だったが、無論、明日のスプリントまでには修復できる」と説明した。
アルピーヌ:F1オーストリアGP予選
フェルナンド・アロンソFP2: 1位 / FP1: 1位
今日のクルマにはかなりの競争力を感じた。またQ3に進出できて良かったよ。
ただ、Q3の1回目の計測ラップ中に膨らんでフロアを壊してしまい、ダメージの影響でパフォーマンスを失ってしまった。
あれがなければ今日はトップ5、あるいは6番手を狙えたと思う。そうなれば明日のスプリントに向けてもっと良かったんだけどね。
明日の目標はスプリントレースで9番手から更にポジションを上げる事だ。自信はあるし、今日は全体的にコンペティティブだったから、スプリントを楽しんで、日曜のレースでの大量ポイントを期待してる。
エステバン・オコンFP2: 1位 / FP1: 1位
6番手という結果には本当に満足してる。フリー走行とQ1はかなり厳しかったけど、Q2とQ3ではクルマが本当に生き返ったように感じた。
明日のスプリントではまず、本戦に向けてグリッドポジションを固め、その上でポイントを穫れればと思ってる。
まだ改善の余地があるし、明日のFP2で燃料を積んだ状態でのマシンを評価する必要があるけど、2レース共に良い走りができると楽観的に考えている。そのためには集中力を切らさないようにしなきゃね。
2022 F1オーストリアGP予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がシャルル・ルクレール(フェラーリ)を1000分の29秒差で退けポールポジションを獲得した。
2回目のフリー走行は日本時間7月9日(土)19時30分から、スプリントレースは同23時30分からレッドブル・リンクで開催される。