アロンソとペレス、V8スーパーカーで新生アルバート・パークを先行試走!F1オーストラリアGPに先立ち
レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスとアルピーヌのフェルナンド・アロンソがF1オーストラリアGPを前にライバルに先駆け、新生アルバート・パーク・サーキットをV8スーパーカーで試走した。
通算335戦のキャリアを誇る2度のF1ワールドチャンピオンは4月7日(木)、グランプリ開幕に備え、トーマス・ランドルが駆るティックフォード・レーシング・マスタングに試乗した。両チームをスポンサードするBPカストロールがこの機会を実現させた。
Fernando 🤝 Thomas#AusGP pic.twitter.com/uQPK42rvIk
— BWT Alpine F1 Team (@AlpineF1Team) April 7, 2022
アロンソはスーパーカーズ選手権のレースカーの印象について「GT3とNASCARの中間のようだ」と説明した。
「コーナーでは重くて柔らかいがパワーを感じる。V8のエキゾーストは最高だ。楽しかったよ」
「聞いた話じゃグリッド上の25台のマシンのギャップは僅か1秒らしい。凄いよね」
また、スーパーカーズ選手権への将来的な参戦の可能性については「幾つもの素晴らしいレースが行われているし、その中でもバサーストの人気は高い。短期的な計画にはないが、絶対にないとも言い切れない」と語った。
レッドブル・アンポールのカラーリングを施したコモドールをドライブしたペレスは「ブレーキングが最大のチャレンジだった」と述べ、795kgのF1マシンと1395kgのスーパーカーの主な違いについて説明した。
「ブレーキ効率、コーナーでのコントロールの仕方が全く違う。本当に楽しかった。F1では縁石に乗れる量が限られているからね」
F1ドライバーがスーパーカーマシンをドライブするのは珍しい話ではない。
最近では昨季のF1ワールドチャンピオン、マックス・フェルスタッペンが2020年にスーパーカーのeスポーツシリーズに参戦した。また、地元出身のダニエル・リカルド(マクラーレン)は2019年にカルダーパークでケリー・レーシングの日産アルティマのステアリングを握っている。