ウィリアムズのアレックス・アルボン、2022年7月24日F1フランスGP
Courtesy Of Williams

アレックス・アルボン、虫垂炎手術後に呼吸不全に陥り一時ICU

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虫垂炎を発症し、F1第16戦イタリアGPを欠場したアレックス・アルボンが、入院先での手術の後に呼吸不全に陥り、一時、集中治療室(ICU)で治療を受けていた事が分かった。幸いにも現在は一般病棟に移されており、13日(火)には退院の見込みだという。

アルボンはイタリアGP予選当日の9月10日(土)の午前に虫垂炎(盲腸)と診断され、治療のために地元サン・ジェラルド病院に入院。その日の午後に腹腔鏡手術が行われた。

所属先のウィリアムズF1チームによると手術は成功したものの、非常に稀な事に麻酔合併症による呼吸不全に陥った。アルボンは再挿管され、集中治療室に移された。

幸いにも11日(日)の朝には人工呼吸が取り外されるまでに回復し、現在は合併症の類もなく一般病棟に移され、火曜にも帰宅する予定だという。

モンツァでのレースでは、アルボンの代役を務めたニック・デ・フリースが見事な活躍を見せ、F1デビュー戦での9位入賞という快挙を成し遂げた。

F1サーカスはイタリアGPを以てヨーロッパラウンドに幕を下ろし、今月末に控えるマリーナ・ベイ市街地コースでのシンガポールGPに備える。

アルボンについてチームは、18日後のシンガポールでの初日フリー走行に向けて「回復と準備に全力を注ぐ」としている。

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